
こんな疑問に答えます。

もともとの由来については後ほど紹介します。
- ボクシングデーの今と由来
- オーストラリアのボクシングデー
どーも、かずき(@Kazki413)です。
この記事を書いている僕はワーホリ、フィリピン留学の経験者です。
現在はフィリピンでホームステイ実績No. 1で、ワーホリ・2カ国留学が得意なETHOS(エトス)で留学生のサポートをしています。
僕もオーストラリアに一年滞在していた際にはじめてボクシングデー(Boxing day)を知ったわけですが、はじめは「スポーツのボクシング」を思い浮かべました。
これあるあるですね。
現在、オーストラリアでは1年で1番商品ががっつり値下げされる日として有名なボクシングデーをこの記事ではお伝えします。
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目次
ボクシングデー(12月26日)はオーストラリアで最大SALEの日
ボクシングデーはオーストラリアでビッグSALEが行われるクリスマス直後のセールです。
なので現在のボクシングデーの位置付けは一言でバーゲンの日です。クリスマス商戦で売れ残った商品など、売れ残ったものを一斉に値下げして売るので一年のうちで1番やすく買い物ができる日とされています。
12月26日以降もボクシングデーセールは開催されつづけますし、オンラインショッピングでもボクシングデーセールはもちろん開催されます。
ですがいい商品はもちろんみんなで取り合い、奪い合いになるのでいい商品、みんながお目当てにしている商品からどんどんなくなっていきます。
ボクシングデー当日は朝の6時から開店を待ちわびる人・人・人で溢れかえり、シドニーの主要なデパート前の道路は通行止めになるほど。
日本の年始にある福袋を買いに行く人たちも人をかき分けて商品を奪い合うのできっとオーストラリアでも現在のボクシングデーを報道するテレビでうつるその様はスポーツのボクシング並みに白熱しています。
オーストラリアでのクリスマスは、恋人同士で過ごす日本のクリスマスと違い家族と過ごすのが一般的で、クリスマス当日はほとんどのお店が閉まっています。
そう考えるとボクシングデーセールは朝からシドニーのピットストリートモールには長蛇の列ができるので対照的です。
ボクシングデーの賢いショッピング方法
またボクシングデーで賢く買い物をするために注意事項を紹介します。
- 開店時間のチェック→通常より早くオープンする可能性あり
- 欲しい商品をリストアップ→衝動買い防止
- 得した金額ではなく、使った値段に注目すべし
- 大きなものは最後に購入
- 歩きやすい靴で出かけること
- セール商品は返品可能か事前にチェック
- オンラインで購入できないか検討→同じ割引で買えることも
ボクシングデーテストと言われるクリケットの試合やヨットレースが人気を集めています。
ここまで紹介した到来ですが現在のボクシングデーは大人たちが首を長くするバーゲンセールの日なわけですが、もともとの由来は違ったようです。
ボクシングデーの元々の由来
ボクシングデーの由来は大きく2つあります。
- クリスマスボックス説
- チャリティーのボックス(箱)説
全然現在のボクシングデーと異なりますが少し詳しく説明します。
クリスマスボックス説
一つ目はクリスマスプレゼントのボックス(箱)だという説です。
もともとボクシングデーはイギリス発祥のもので、1800年代のイギリスはガチガチの階級社会で上流、中流、労働者階級と差がはっきりしていました。
そうなると12月25日のクリスマスデイを楽しめる余裕のある人たちは中流以上の階級の人たちに限られるわけです。
そもそも労働者階級の人たちはクリスマスをお祝いしたりプレゼントをあげることもできない、そうなった際にあるひとつの習慣が生まれます。
それが上流階級の人たちが労働者階級の人たちに向けてプレゼントを包んで渡すようになっていったという説。
上流階級の人たちは家に召使いもいたことでしょうし、12月25日に楽しんだ上流階級の人たちが26日にボックスをあげる日、そう考える12月25日のクリスマスデイの次の日がボクシングデーというのも頷けます。
少しいい話すぎる感じにも聞こえますね。
チャリティーのボックス(箱)説
ふたつめのボクシングデーの由来は募金箱説です。
協会では一年を通して寄付をあつめ募金箱の中に入れていたそうで、その募金箱を26日に貧しい人々に手渡していたからという説です。
現在は日本でもオーストラリアでも、クリスマスを思い思いに過ごしていますが昔はそうも出来ない人が多かったのかもしれませんね。
ボクシングデー以外のオーストラリアの祝日
そんなオーストラリアにはボクシングデー以外にも僕たち日本人には聞き慣れない祝日があります。
- オーストラリアデイ
- アンザックデー
- クイーンズバースデー
などなど僕たち日本人には聞き慣れない祝日があります。
オーストラリアデイ
オーストラリアーはそのままオーストラリアの日です。
イギリスから派遣された最初の植民船団(ファーストフリート)が現在のシドニー湾に到着した祝日をお祝いします。
原住民のアボリジニにとっては占領された日になりますが基本的にはお祝いムードの日で、オーストラリア全土ではイベントが開催されます。
アンザックデー
アンザックデーはオーストラリアの祝日のひとつで、ANZACはAustralia and New Zealand Army Corps.の役です。
第一次世界大戦のガリポリの戦いで戦ったANZACを追悼する日でしたが第二次世界大戦後にはオーストラリア兵のための記念日と変わりました。
この日はオーストラリア各地で退役軍人のパレードなどの式典が催されるので、日本でいう終戦記念日などにあたる祝日です。
クイーンズバースデー
クイーンズバースデーはイギリスのエリザベス女王を祝う祝日です。日本でも天皇誕生日は祝日なので同じような感覚です。
オーストラリアはもともとイギリスの植民地だったときから祝われたそうで州ごとに祝う日が違います。
(まとめ)ボクシングデーはオーストラリアで大きな祝日
日本ではまったく広まっていないボクシングデーですがオーストラリアではバーゲンセールの日でした。
そもそもが12月25日のクリスマスデイの次の日なので、そのクリスマスデイで家族で集まってパーティーをした人たちは残り物を食べる日で、クリスマスの余韻を楽しむ日でもあるのかもしれません。
オーストラリアのボクシングデーセールの会場に行く人は心して向かってください。
そして一年で1番お買い得なショッピングを楽しんでください。