フィリピン・セブ島留学に行く留学生のほとんどは、英語初心者です。
「一年も海外にいたら誰でも英語ぺらぺら」なんて考えている人もいるかもしれませんが、実際は、2年目のセカンドビザをとってワーホリしている日本人でさえ自信を持って英語を喋ることができる人はほとんどいません。
そうならないためにも限られた留学前の期間に勉強をできるだけすることをお勧めします。
そこで、実際にフィリピン留学と、オーストラリアのワーホリの経験から留学前の適した勉強法をお伝えします。
まず、英語初心者をこの記事では以下の通り定義します。
※英語初心者とは 学生時代に英語を必修科目で受けていた。TOEIC600以下、または未取得。
多くの方が、実践で使わない意味のない「単語」や「英文」を覚えるのに人生の貴重な時間を費やしています。
効率よく最速に英語力を上げる方法は、ネイティブが実際に使う「単語」を覚える事が大事です。 実はアメリカには「1000単語を理解すれば英文の85%を理解できる」と言われているFry word list(フライリスト)があります。
その1000単語リストをプレゼントします。
目次
留学は事前学習がカギ【初心者もできる5つの方法】
留学は事前学習がカギで、事前学習の有無で現地で得られる経験が変わってきます。
そこで留学前の事前学習をお伝えする前に、
- 留学するだけで英語は上達しない
- 現地の友達もできない
- アインシュタイン最後の1時間
- 練習時間>試合時間
少し厳しい言い方ですがこの4つを頭に入れて置いて欲しいです。
留学するだけで英語は上達しない


このように考えていたら、おそらく留学は失敗に終わります。
実際は、1年間の語学留学をして英語がしゃべれるようになる日本人はごく一部です。多分100人いたら5人くらいじゃないでしょうか。
現地の友だちなんてできない
現地の友だちを作ろうと思っている人は、まず自分のまわりに日本語が全くできない留学生の友だちがいるか見渡してみてください。
その考えが、一般的ではないことが分かると思います。
ネイティブの友だちを作るなら、まずは英語が喋れることが第一条件です。意思疎通ができない人と友だちになることはできません。
アインシュタインの最後の1時間

“If I were given one hour to save the planet, I would spend 59 minutes defining the problem and one minute resolving it.”
これはアインシュタインの有名な言葉です。日本語に訳すと「私は地球を救うために1時間の時間を与えられたとしたら、59 分を 問題の定義に使い、1分を解決に使うだろう。」
つまり問題の解き方や回答よりも、どう問題設定するかが重要であることを述べています。最後の1分に問題を解くのを本番とすれば、準備に時間を使っているとも言えますね。
練習時間>試合時間

なにも本番に使う時間より、準備に時間をかけることは偉い人だけではありません。
例えば水泳選手は、1日2時間で8キロ前後泳ぎます。それ以外にストレッチと筋トレ(陸トレ)をします。
小学生や中学生でも、休みの時期は朝と夜の2回練習になるので、合計で13〜18キロくらいは泳いでいます。
でもいざ試合に挑む時は2分も泳ぎません。50メートルなら30秒弱で終わりです。他のスポーツでも練習に時間をかけますが、本番は一瞬です。


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留学は事前学習で初心者もできる5つの方法
留学前の事前学習で初心者でもできる方法は、
- まず文法の構造を理解する
- 英単語を覚える
- リスニングを鍛える
- 映画を字幕ありで見る
- 本を読む
この5つです。
無理のない範囲で留学前に事前学習してください。
まず文法の構造を理解する
つまりは何事も、準備は大切ということです。そこで留学前の限られた時間で勉強して欲しいのが、まず文法です。
小学校から高校、大学まで英語を勉強している日本人が英語を喋れない理由として座学で文法しか勉強しなからと言う人もいますが、それでも文法は大切です。
1 + 1 = 2
こんな簡単な足し算も、1つ1つの単語や数字の意味を知っていても、全体を理解するには計算式を知っていないとわかりませんよね?
文法が理解できなければ、英語はいつまでたってもできるようになりません。もし中学校の英文法ができなかったら、それは僕と同じように、中学時代にサボってたツケです。これから頑張りましょう。
英語で英文法を勉強できるようになりたい人はこちらがおすすめ。
それでは、それぞれオススメの勉強法と教材を紹介します。
英単語を覚える
僕たちのように英語を第二言語で学ぶときは、ネイティブの人が普段使う英単語の数くらいは覚えておきたいところです。
そうは言っても、留学までは時間が限られています。そこで、日本人が中高合わせて習う3000単語は覚えておきましょう。知らない単語は聞こえたとしても理解できません。英語を聞き取れるかどうかは、単語を知っている量に左右されます。
主要単語を抑えるならこれがおすすめです。
キクタンは1日に覚える単語を16語におさえて8週間、計56日かけて覚えるように設計されているので、留学前に無理なく覚えることができます。
podcastでリスニングを鍛える

そう言いたくなる気持ちは分かります。リスニングの定義次第ですが、文法を理解してないのにリスニングだけできる人なんて存在しないと思います。
順番的には文法を理解して、聞き取り(リスニング)ができて内容を理解するとなるはずです。
文法が理解できずに、聞き取り(リスニング)ができたとしても、内容が理解できないのなら、たとえ聞こえていても意味がありません。
そうは言っても、実際にネイティブが話すスピードとか、wrist, who, wrap などのsilent w をはじめとするsilent letter(発音しないアルファベット)も、実際に聞いて理解しておきたいところです。
そこで、おすすめはpodcastで無料で視聴できる、バイリンガルニュースです。日本語と英語の会話形式で、面白いトピックを題材に話しています。
英語が理解できなくても、日本語を聞いて話に追いついたりできるのでオススメです。
ETHOSでもポッドキャストを配信しています。日常会話で使える英会話とイディオムの2つを合わせて留学前から英語耳になっておきましょう。
映画を字幕ありで見る
自分のお気に入りの映画を、英語と英語字幕で見ましょう。いろいろな映画をたくさん見るよりも、まずは分からない単語がなくなるまで同じ映画の字幕を丸暗記できるまで、何十回も見ることをお勧めします。
映画は、シーンと言葉が連動するディズニーやピクサーあたりの映画がお勧めです。
例えば、扉をドンドン両手で叩きながら「Let me in!!」と英語字幕と英語の音声で聞けば、Let me in の意味を理解できなくても、入れて欲しい時にいう単語なのかな?と予測を立てることができます。
そう考えると英語の勉強にはピクサーやディズニー、ユニバーサルの映画が分かりやすいと思います。
ダビンチコードのようなシリアスな映画は、英語とシーンの結びつきが直接的ではないので、映画は面白いですが英語学習には適していません。
僕が何回も見ていたのはカンフーパンダ、Super bad、天使にラブソングを2です。男性にはSuper badは共感できるところが多くてお勧めの映画です。
1つの映画を通して英語を聞くことで、現地の人が言っている言葉も聞き取りやすくなり、意味も理解できるようになっていきます。
本を読んで覚える
古典的ですが、本を読むことはとても勉強になります。そうは言ってもニュースなどウェブ上で取得できるものだと、読めない単語が多いので、まずは対象年齢が10歳など子供向けの本を読むことからはじめて見るのをおすすめします。
僕はこれを読みました。
別にベイブを読む必要はありません。おすすめは日本語で読んだことがある本を、英語の本で読むことです。僕はベイブを映画で見たことがあったので、ベイブの本を買いました。
ここではただ分からない単語を読み飛ばさずに、単語の意味や発音も合わせて覚えながら進めていきましょう。
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(まとめ)留学前の事前学習は無理のない範囲でOK
英語を覚えるのに、留学に行けば実践できる環境がすぐ近くにあるので、環境を上手に使えれば覚えるスピードは格段に上がります。
その適した環境で、実践的に英語を勉強できる期間も語学留学する人に与えられた期間は2年もあれば長い方です。フィリピン留学に限れば3ヶ月〜6ヶ月しかありません。この限られた時間をより楽しむためにも準備はしっかりとしておいてください。
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