
こんな疑問に経験者が答えます。
ワーキングホリデーに行く国や、目的によって様々ですが結論から言うと100〜200万円です。
今回は、オーストラリアにワーホリに行って4ヶ月語学学校、2ヶ月ホームステイするという一般的な例で使って説明します。
また、実際にワーホリした人の貯金額と貯金方法も聞いてきました。
- ワーホリ前の貯金額
- 一般的な例で必要額を紹介
- 実際の留学生の貯金額
どーも、かずき(@Kazki413)です。
この記事を書いている僕はワーホリ、フィリピン留学の経験者で、現在はワーホリのサポートもしている語学学校ETHOS(エトス)でアメリカ人と一緒に働いていて、たくさんのワーホリへ行く留学生をサポートしています。
その背景の僕が、ワーキングホリデーを安心して開始できる金額をお伝えします。
フィリピン・セブ島でホームステイ実績No. 1の語学学校。「1年で英語を使いこなせる」ワーホリ・2カ国留学のサポートをしています。ホームページはこちら
目次
ワーホリ前に必要な貯金額
ワーキングホリデーはあくまでビザの一種です。ですのでワーホリビザを使って海外で滞在して何をやるのか?で金額は様々です。
オーストラリアやカナダに語学留学する場合は100〜200万円と言われています。
僕もオーストラリアにワーホリに行こうと考えてから200万円ほど貯金しました。
事前にワーホリで必要な項目を確認しておこう
自分がワーキングホリデーするのにいくら必要なのかは、以下の必要な6つの項目数でわかります。
- ワーホリ費用の項目
- 往復航空券
- 語学学校費用
- ビザ申請費用
- 海外旅行保険
- 生活費
オーストラリアにワーホリする場合は4ヶ月語学学校に通って、最初の2ヶ月はホームステイをするのが一般的なので、その例で費用を計算してみます。
往復航空券 | 10万円 |
語学学校費用 | 54万円 |
ホームステイ費用(2ヶ月) | 26万円 |
ビザ申請費用 | 4万円 |
海外旅行保険 | 20万円 |
生活費(2ヶ月分) | 30万円 |
合計 | 144万円 |
今回はホームステイを2ヶ月するので、その2ヶ月の交通費、食事代などは入れませんでした。
あとは各項目で費用を安くできるか検討すると金額が変わってきます。
1番費用を圧縮できるのは海外旅行保険です。
東京海上日動、AIUなど国内で販売されている旅行保険より海外の旅行保険の方が費用が安いです。
ぶぱ
また、語学学校も各学校によって費用はバラバラなので安くおさえることもできます。
今回は日本人の少ない語学学校で調べてみました。
【5%以下】オーストラリアはシドニーが穴場!日本人の少ない語学学校5選
ワーキングホリデー中の留学生の平均支出
続いてワーホリ中の生活でかかる費用についてです。今回はシドニーの一般的なステイ方法(シェアハウス)で考えてみます。
- 家賃:6万円
- 食費:3万円
- スマホ代:3000円
- 交際費:3万円(合計12.3万円)
あくまで目安ですが、部屋のグレードを上げて1人部屋にしたり、友達と遊びにいく回数が多いとさらに費用はかかります。
1ヶ月日本円で15万円あれば留学生として不自由ない生活ができると考えてちょうどいいと思います。
実際にワーホリ中の留学生たちはどう貯めた?いくら貯めた?
ここでは実際にワーホリした人たちの声を集めました。

この期間は本を読む事とお金を貯める事に集中していました。
なので、3年間お金を貯めていました。

アパレルをずっとやっていて、それやりながら春休みは日雇いをやったり、出来る事はやって稼ぎました。
春休みは、ほぼ休まないでやりました。1月~4月まではほぼバイトしかしていないです。週1日、友達と遊ぶか遊ばないかですね。親も支援してくれました。自分では100万円貯めました。

チップとかがでかいですね。それで給料とか変わってきます。
人それぞれですが、参考になるかと思います。
僕の場合は大学卒業後に行こうと決めてからコールセンターのバイトをしました。
電話をかけるコールセンターの時給が当時1600円でしたが、知らない人にいきなり電話をかけるのはハードル高すぎだなと思ったので、かかってきた電話に対応するタイプのコールセンターで時給は1200円(交通費なし)でした。
あまり物欲もないので、結果的に2〜3年で200万円貯金できました。
ワーホリ前に貯金するコツ
貯金のコツはシンプルでなるべく稼いで、なるべく使わないを徹底することです。
ここで気をつけるポイントは2つだけ。
- 月間の目標貯金額を決める
- まっすぐ帰る(コンビニ寄らない)
たったこれだけ出来れば、あとは貯金額が増えていく通帳を見てニヤニヤする習慣ができれば勝ちです。(他人にその姿は見せられないけど)
月間の目標貯金額を決める
働いているバイト先で違いますが、時給1200円、1日10時間勤務ができたので、
時給1200円 × 10時間 = 12,000円
12,000円/日 × 12日 = 14.4万円/月
こんな感じで働いていました。
ただ一応、Fランク大学ですが卒業はしとこうかなレベルで大学には行きつつ、両親の扶養の範囲を超える稼ぎをすると両親の税金の負担が増える(自分の家の経済状況が悪化する)ので、「お前ふざけるなよ」と両親から怒られます。
なので年間130万円弱稼いで、あとはどれだけ支出を出さないかに力を入れてました。
(おばあちゃんの家に住んでいたので家賃もタダでした。)
年間120万円貯金したとして半分貯金すれば60万円なので、僕は大学生でも2年バイト頑張れば余裕でワーホリはいけると思います。
まっすぐ帰る(コンビニ寄らない)
稼ぐのは働けばいいだけなので体力が許せばあとは余裕です。
ただ稼いだお金を使うのはもっと簡単。
なので無駄遣いを減らすのが大切になってきます。
僕の場合はシンプルに、
- コンビニに寄らない
- 飲みに行かない
この2つだけです。
コンビニに寄らなければ家にまっすぐ帰りますし、友達に誘われても飲みに行かなければ金は使いません。
ただ、友達に誘われて飲みにずっと行かないという鋼のメンタルは持ち合わせていないので、敢えて土日にバイトを入れ「うわ〜飲みてーけど、バイトだぁ。。」という状況を自分でつくってました。
自分でバイト入れてスケジュール知ってるクセに言い訳はダサいですが、飲みにも行きたいけどワーホリにも行きたいのでしょうがないです。
割り切りも大切ですね。
ワーホリ前に貯金せずに行く手はアリか?
2019年よりオーストラリアにワーホリをする人は5000ドル(日本円で約40万円)残高証明書の提出が義務なので、今後はできませんが手持ち10万円でワーホリする猛者もいました。
ただ、そう言う人たちは現地で追い込まれてお金を借りたいして、何とか切り抜けてる感じです。
ただし、そこでサバイバル能力を発揮できるなら、日本にいるうちにバイトして30万円くらい余計に貯金した方がいいです。
1ヶ月でも本気出せば20〜30万円は貯金できます。
実際にワーホリをしてる人に「もし自分だったら貯金なしでワーホリできますか?」と聞いてみた記事があります。
興味深いのでぜひ読んでみてください。
貯金なしでワーホリできる?経験者に聞いてみた(オーストラリア)
ワーホリ中は貯金できるの?
僕自身はワーホリ中はカツカツの貧乏留学生生活をしていたのですが、ワーホリ中でも貯金ができるほどしっかり稼げている人はたくさんいます。
ワーホリに行く前から1ヶ月に一度連絡をして状況を確認させてもらっている留学生がいるのですが、ワーホリ5ヶ月目で100万円、ワーホリ8ヶ月目で150万円と貯金しているそうです。
オーストラリアの最低時給は18.93ドル(1600円)で日本の最低賃金よりも高額なのでしっかり働ける環境に行けば日本より稼げる、貯金できるというのは本当だと思います。
5ヶ月100万円!!ワーホリ中に貯金できる?直接聞いてみた。
仕事はすぐ見つからないことを考慮しよう
ワーホリで貯金できるほど稼げるなら、お金は現地で稼ごう!と思う人も一定数いると思いますが、仕事は常にあるわけではありません。
現地について3ヶ月以上仕事が見つからない留学生もいますし、ワーホリじゃなくて大学生でもバイト先を見つけるのに苦労している人もいます。
また夏と冬で求人の大きさは変わります。
それにオーストラリアで母国語の英語力を身につけていたり、働く職業の経験が過去にないと雇ってもらうのも難しいです。
留学前に英語力はできるだけ伸ばすのがおすすめです。
ホント?!ワーホリ前に勉強しないと現地で損をする【オーストラリア】
ワーホリで貯金するコツはワーホリ前にある
ワーキングホリデーで貯金をするコツは、
- ワーホリ前に英語力を身につける
- ワーホリ前に仕事先を見つける
この2つだけです。
そうすることで、オーストラリアについたら仕事さがしに時間を費やすことなく、スムーズに働きはじめることができます。
少し詳しく説明します。
ワーホリ前に英語力を上げておく
ワーキングホリデー中に仕事を探すときに雇う側の人たちはあなたの、
- 英語力
- ビザの残り期間
- 職歴
この3つを見ます。
オーストラリアについてから語学学校に通って英語力を伸ばすことも大切なことではありますが、それだと英語力が思うように伸びなかったときに働けるバイト先は限られてしまいます。
そうならないためにも、ワーホリ前に最低限の英語力を身につけておくことをおすすめします。
英語力が高ければ英語を使ったバイト先で働けて、仕事中に英語をつかうことが増えていきます。
ワーホリ前に仕事先を見つける
もうひとつの方法はワーホリ前に仕事先を見つけておくことです。
厳密にはワーホリビザを取得して現地にいないと仕事探しは難しいので留学エージェントを通してアルバイト先を見つけておくのがおすすめです。
現地でアルバイトを探すのが一般的なのと同じように、エージェントを利用して仕事を紹介してもらう方法は各国の留学生も行う一般的な方法です。
費用はかかりますがエージェントを通すとムダな時間と労力をかけずに仕事を見つけることができます。
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「1年で英語を使いこなす」2カ国留学
(まとめ)ワーホリ前に貯金と準備はしておこう
まとめると、実際にワーホリをした留学生たちと同じようにワーキングホリデー前に貯金はある程度しておいた方がいいです。
もちろん、あなたが何をしたいかによって留学費用は変わってくるのでそこは事前に考えておく必要があります。
そうは言ってもそこまで難しいものでなく、
「お金を稼ぎにワーホリへ行きたい」
「英語を話せるようになりたい」
「海外に長く住んでみたい」
などなど簡単なもので大丈夫です。
どんな目的にせよ貯金は必要になってくるので、ご自身の目標に向かって頑張ってほしいなと思います。
実際いくら貯金すればいいですか?
長く海外に滞在するのははじめてなので少し心配です。