
こんな疑問に答えます。

後者はポジティブな意味でワーホリ後の留学ですが、前者は「1年も英語圏で生活していたはずなのに…」となりがちなのでワーホリ、留学前の人は注意が必要です。
- ワーホリ後に留学する人が意外に多いワケ
- ワーホリ後の留学はもったいない
どーも、かずき(@Kazki413)です。
この記事を書いている僕はワーホリで1年オーストラリアにいました。だからワーホリで海外生活を送っても英語力に自信がないまま日本に帰国する人たちをよく見ていました。
現在はワーホリ・2カ国留学が得意なETHOS(エトス)で働いている関係で1年のうち2~3ヶ月はセブ島に滞在しているのですが、ワーホリ後にセブ島留学してる留学生によく会います。
シドニーに滞在するときも「これからフィリピン留学予定です。」という留学生をたくさん見てきたのですが非常にもったいないと感じるのでワーホリに行く前の人はぜひ読み進めてみてください。
なぜ学生時代英語の成績が5段階中2だった英語初心者が たった1年のワーホリで「英語がペラペラ」に?!
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目次
ワーホリ後に留学する人が多いワケ
僕は仕事柄オーストラリアやフィリピンで年の3ヶ月は過ごしているのでよく耳にしたり直接会う機会が多いのですが、オーストラリアでワーホリをした後にフィリピンに留学する留学生がたくさんいます。
その理由は大きくこの2つです。
- 帰国前にブラッシュアップしたい
- 英語力に自信がないから
ひとつ目はポジティブな理由ですが、二つ目はネガティブな理由です。
帰国前にブラッシュアップしたい
まず一つ目がこちら、ワーホリでしっかりと英語学習を継続して1年で英語力も伸びたし、英語のネイティブ・スピーカーである現地の人たちとも会話に慣れてきたタイプの人です。
この場合はスピーキングやコミニケーションなど実践的な部分に特化して海外生活を送っていたので帰国前にTOEICなどの資格取得、文法や単語力など足りない部分をブラッシュアップにフィリピンを留学先として選ぶ人が多いです。
その理由は費用が安いことと、ステイ先と学校が一体型、または近くにあるため英語学習に集中できる環境が揃っているためです。
このポジティブな理由でワーホリ後に留学するのはとても良い理由ですね。
実際にワーホリが終わってからセブ島に凱旋して会いにきてくれる留学生もいるので、僕も嬉しいです。
英語力に自信がないから
二つ目の理由はネガティブです。
英語圏に1年も生活していたのにワーホリが終わっても英語力に自信がないタイプの人です。
実際はポジティブな理由の人10%で、ワーホリ後に留学を考えている留学生はこのネガティブな理由の場合が90%です。
こういった人たちはワーホリする前は「海外で生活していけば英語も自然と話せるようになるだろう」と思っています。
でも実際は日本で日本語がまったくできない日本語初心者の人を普段の生活で目にしないのと同じで、僕たちが英語初心者のまま現地に行っても、現地の人たちと生活することはありません。
それに加えてオーストラリア、ニュージーランド、カナダは現地在住の日本人もある程度の人数がいるので日系企業もたくさんあります。
日本食レストランや日本食が買えるスーパー、美容院など日本人が日本語だけで生活できるコミニティ(生活圏)があるのでほとんど英語を使わなくても十分に生活ができます。
ワーホリの人が陥る失敗パターンは日本語オンリーでステイ先に住んで、バイト先は日本食レストランで日本語オンリーの生活を送ります。
友達もやはり日本人同士が気が合うので、日本人が多くなりがちです。
このタイプの人たちはワーホリが半年を過ぎて後半にさしかかると自分の英語力の低さを自覚して焦りはじめ、ワーホリ後にフィリピン留学を考えます。
このパターンは本当にもったいないなと思います。
失敗パターンとその理由は【驚愕】英語圏からのワーホリは日本人より多い?!【上位10%を目指そう】にまとめました。
ワーホリ後に留学するのはもったいない
ネガティブな理由でワーホリ後にフィリピン留学する人がもったいないのには2つ理由があります。
その理由は以下の2つです。
- 時間がもったいない
- お金がもったいない
時間がもったいない
まずは時間がもったいないです。
ワーホリ後にフィリピン留学を考えた理由がワーホリで思うように英語力が上がらなかったと言うことは、せっかくのワーホリ期間中にあまり英語に触れる時間が持てなかったということです。
せっかく海外で生活しているのに英語を使わずに生活するのはもったいないです。
お金がもったいない
またお金ももったいないです。ワーホリは大学留学や語学留学とくらべて費用を安く抑えられつつ、現地で自由に1年間生活できるのが特徴の夢のあるビザです。
いくら安いと言っても、オーストラリアにワーホリへ行く人の予算は平均して100〜200万円はかかります。
「とにかく安く行きたい!」と考えても100万円はかかるわけなので人生の買い物の中で一番高い買い物だという人も多いはずです。
ワーホリ後にフィリピン留学をネガティブな理由で考える人というのは、そのお金を有効に使えなかったという事なのでもったいないです。
極端な例ですが、僕は100万円と1年という時間をかけてワーホリをして英語に自信がないまま帰国するなら200万円かけてワーホリ後は自分の英語に自信を持って帰国したいですし、その方がいいと思っています。
ワーホリ後のネガティブな留学を避ける方法
ワーホリ後にネガティブな理由でフィリピン留学をするのを避けるには具体的にやることは2つです。
その方法は2つです。
- ワーホリ前に英語力の伸ばす
- 現地で積極的に活動する
ワーホリ前に英語力の伸ばす
ひとつ目はワーホリに行く前の準備段階で英語力を伸ばすことです。ワーホリと語学留学の一番の大きな違いを一言で表すとビザの違いです。
語学留学や海外の大学に留学する場合は学生ビザを使いますが、学校に通わないとダメ、働けないまたは働く時間が制限されます。
その点、ワーホリビザは学校に行っても行かなくてもOK、働いても働かなくてもOK、つまりなんでもOKなのが特徴ですが、その分現地で何をするか?何ができるか?はすべてあなたの英語力次第です。
海外で働けるレベルの英語力を身につけてからワーホリをすれば、現地で英語を使う環境の職場で働けるため英語力アップが期待できます。
ワーホリは英語ができる人は、現地でさらに英語が伸びる構図になっているのでワーホリ前の準備段階がとても大事です。
実際に事前にフィリピンで英語力を伸ばしてから英語環境で働いている留学生は「インタビュー:ワーホリ・2カ国留学」ローカルで働いて1ヶ月【超楽しいです】この記事のように充実した生活を送っています。
ワーホリで働くためにはどれくらいの英語力か気になる方は1年のワーホリ後の英語力は?【伸び悩んで帰国する人多い】を参考にどうぞ。英語力がわかる動画が記事内にあります。
現地で積極的に活動する
続いてはワーホリ中に現地でなるべく「英語を使って」積極的に行動することが大切です。
僕たち日本人は中高と英語を6年間も勉強してきたのに英語が話せないので、英語は好きだけど苦手意識を持ってる人が多いです。
でも実際は英語を話した経験がないから話せないだけですし、ワーホリで留学する理由は現地で英語を実際に使いながらじゃないと英語は話せるようにならないだろうなとか、海外に行った方が効率がいいだろうと思ってワーホリを考えているんだと思います。
だからこそ現地では英語でコミニケーションを積極的に取るべき!です!
もちろん語学学校に通って英語力を伸ばすのも大切ですが、語学学校の先生は英語を教えるプロなので英語が苦手な僕たちにゆっくり分かりやすく英語を話してくれます。
ワーホリで英語力を伸ばす本番環境はそんな語学学校の外にあります。
バイト先や友達との会話、飲み会などで実際の会話スピードにどんどん慣れていくことが英語力アップの唯一の道と表現しても言い過ぎではないです。
日本人の僕たちがワーホリ中にローカルジョブ(英語環境の仕事)で働くためには、自分でつくったレジュメ(履歴書)を自分で足を運んでホテルやカフェ、レストランなどに10枚、20枚、30枚と配り歩くメンタルが必要です。
もし面倒だな〜とか、苦手だな〜と思う場合は現地の留学エージェントに仕事を見つけてもらうのを頼ってもいいと思います。
レジュメ配りは度胸や自分でやる力は確かに身につくと思いますが、英語がまだまだ苦手な僕たちが英語環境の職場に馴染んで働くことでも度胸や自分でやる力は身につきます。
英語が一番の目的でワーホリをするのであれば、ワーホリ後に自分の英語に自信を持てるための行動を現地ですることが大切です。
目的は履き違えないことがとても大切です。
ワーホリ後の留学も条件付きでOK
/
英語力が上がらなかったら
ワーホリ後セブ島留学したい。
\こんな感じの留学生に昨日、
今日で1人づつ会ったけど少しもったいないなと思いました。
セブ島留学してから
ワーホリに行く
しっかり働くができれば、
①資格
②英語でなにかを学ぶってステップ踏めるしおすすめ。 pic.twitter.com/HacQcPLYoJ
— かずき兄Fラン卒(セブ島) (@Kazki413) July 4, 2019
以前、Twitterでこのように呟いた僕ですけど、ワーホリ前にしっかりと情報蒐集と英語の準備をして、現地で挑戦してもまだワーホリ後、帰国前にフィリピン留学をしたいと思えるようなら、それはきっとポジティブな動機だと思います。
万が一、ここまで自分で頑張って挑戦してワーホリ後に「英語力が自分の思うように上がらなかった」場合はしょうがないです。
挑戦してした失敗は今後の人生の財産になるのでむしろ誇らしいくらいです。
ただ、何も知らずに「現地にいけば英語は話せるようになるだろう」そう思ってワーホリに行くのはもったいないな〜と思ってしまいます。
ネガティブな理由でワーホリ後にフィリピン留学する人が少しでも減ってくれれば嬉しいです。
どうしてワーホリ後にフィリピン留学するんでしょうか?