マニラの観光地ってどこなんだろう?って思ってる方へ。日本の歴史も学べるサンチャゴ要塞がおすすめです。
サンチャゴ要塞は、第二次世界大戦でアメリカと日本の激戦の爪痕が今でも残っている観光地でもあり、日本軍がたくさんのフィリピン人に悲惨な思いをさせた場所です。
- サンチャゴ要塞の情報・場所
- サンチャゴ要塞の歴史
実際の現場で、歴史を学ぶ事は教科書で想像するより何倍も、得るものがあるので、ぜひ行ってみてください。
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目次
マニラの観光スポット:サンチャゴ要塞の情報・場所
名前 | サンチャゴ要塞 (Fort Santiago) |
住所 | Intramuros, Manila, 1002 Metro Manila |
営業時間 | 8:00〜19:00 |
入場料金 | 子供・学生=50ペソ/大人=75ペソ |
サンチャゴ要塞 (Fort Santiago)の入り口
入り口には物売りが結構います。
営業時間は8時〜19時までとなっています。
サンチャゴ要塞は2回目ですが、夜には来た事がありません。
入場料は大人75ペソ。子供・学生は50ペソです。
入り口周辺には馬車もあります。しかし、ぼったくられるらしいので注意。
入り口を周辺には売店があり、お土産や軽食を買う事も可能。割と清潔なお手洗いもありました。
サンチャゴ要塞の中央広場はこんなに綺麗に整備されています。今は公園として利用されていますが、ここには悲しい歴史がたくさん詰まってるんです。
僕が行った時は閉鎖されていましたが、緑の敷居の向こう側には、第二次世界大戦で日本とアメリカの激戦の爪痕がナマナマしく残っています。
壁に夥しい数の銃痕が今でも残っており、当時使われていた大砲も展示されています。
中央広場を進むとドシーンと構えたサンチャゴ要塞の入り口が見えてきました。入り口の向こう側にはもっと悲しい歴史が詰まっています。
イントラムス内で一番最初にスペインが植民地した場所がサンチャゴ要塞になります。
その後、アメリカによる植民地、日本軍の大占領という歴史が詰まっています。
歴史を何も知らないで来たら「芝生が綺麗に整った開放的な公園」ですが、同じ場所に来るとしても、少しでも過去の歴史を勉強してくると、何倍も楽しくなります。
もう一つ、サンチャゴ要塞に来たら忘れてはいけない人物を紹介します。
それは、フィリピンの革命家「ホセ・リサール」
スペインの植民地となっていた母国を「なぜスペインの言いなりのままなのか」「フィリピンを変えてやる」と独立運動に立ち上がった人物です。
サンチャゴ要塞でホセは収監され、死刑執行されています。
フィリピンの独立をさせたかったホセが死刑執行されてから、残念ながらアメリカの再植民地化されています。
現地の子供とたちも社会科見学でホセ・リサールのことやサンチャゴ要塞で起きたことを勉強してました。
ホセが収監されていた時の様子を表すモニュメントもあります。
サンチャゴ要塞の横にはパシッグ川が流れています。
パシッグ川の反対側にはチャイナタウンが広がっています。
日本軍がフィリピン人を閉じ込めていた牢屋
昔、地下の牢屋にフィリピン人を閉じ込めて殺していたと言われているのは日本人です。
牢屋に入ってるのを想像しただけで怖い。
この牢屋のフィリピン人を水攻めにして水死させたみたです。悲惨すぎる。。。。
そんなことを想像して、牢屋を眺めていたら頭が痛くなってきました。
こちらも牢屋です。
スペインによる植民地化の後にアメリカによる植民地化、その後日本軍の侵略があり、フィリピンは独立を果たしました。
外国からの植民地から開放されたのはホセがフィリピンを独立させようと立ち上がり、処刑されてから50年たってからになります。ホセの生前にその夢は叶えられませんでしたが、死後50年たって「フィリピン独立」できた事に天国で喜んでると思います。
今でも、ホセ・リサールはフィリピン人にとって偉大なので学校教育で学ぶそうです。
日本の歴史の授業って、日本軍がした事を習わないなーって思いました。全て敵軍にやられた事だけ習ってきた気がします。
サンチャゴ要塞には、様々なモニュメントとそれに関連した事を学べる事ができます。
僕は、フィリピン人の友達に案内をしてもらい、色々過去の歴史の説明を教えてもらってました。
歴史がたくさん詰まった要塞でした。ぜひ、マニラに訪れた際にはサンチャゴ要塞を観光してください。
▼マニラでおすすめの観光スポットは下記の記事で紹介しています。