こんな疑問に答えます。
もともとは宗教的な意味合いの強いお祭りですが、「お祭り=パレード」と考えても大丈夫なほど、フィリピンのお祭りは踊りがついてまわります。
このTwitterでもつぶやいたとおりですが、
【シヌログでは持ち物に気をつけて】
シヌログ中はどさくさに紛れて財布、
スマホなど貴重品が盗まれる。この1分28秒の動画中に
フィリピン人の友達が被ってる
帽子が盗まれました。彼女は6年ぶりのシヌログだけど
大体こんな感じでスられます。セブ島最高 pic.twitter.com/SKgaVX3dEd
— かずき兄🇵🇭🇦🇺Fラン卒(セブ島) (@Kazki413) January 19, 2020
シヌログ中はどさくさに紛れて財布、
スマホなど貴重品が盗まれる。
この1分28秒の動画中に
フィリピン人の友達が被ってる
帽子が盗まれました。
彼女は6年ぶりのシヌログだけど
大体こんな感じでスられます。
セブ島最高
フィリピンだけに限らず祭りではどさくさに紛れてスリが横行します。
持ち物の管理は注意してくださいね。
- フィリピンの祭り5選
どーも、かずき(@Kazki413)です。
この記事を書いている僕はフィリピン留学とワーホリ・2カ国留学が得意なETHOS(エトス)で留学生のサポートをしています。
その関係で5年以上、フィリピンと日本を行ったり来たりの生活を送っているので現地の友達の意見などを参考にして5つ紹介します。
フィリピンの祭りは全部パレードがあって、踊っているのでどれかひとつ行けば満足できると思います。
フィリピンに語学学校が多すぎて何処の学校を選んだら良いか分からない…..。
夢の留学なので「失敗したくない」……と思っていませんか?
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これを読めば、自分に合った語学学校を選べるようになります
目次
フィリピンの祭り5選
今回紹介するフィリピンの祭りはこの5つです。
- シヌログ
- ブラック・ナザレ祭り
- アティ・アティハン
- アリワン・フィエスタ
- カダヤワン・サ・ダバオ
名前だけだと想像しづらいと思うのでひとつづつ紹介していきます。
シヌログ
フィリピンのリゾート地セブ島で毎年1月第3日曜日に開催されるフィリピン最大級のお祭りです。
このお祭りではサントニーニョというキリストの子ども時代の人形を讃えるお祭りで、セブ島の人たちだけでなくマニラなどフィリピン国内や海外からも多くの人が集まるお祭りです。
この期間にホテルの宿泊費用が2倍近くまで跳ね上がるので予約は早めにしておくのがベターです。
グランドパレードというお祭り最大の目玉は1月第3日曜日ですが、前日にはサントニーニョ協会でミサ、また近くでパレードがあったりと第3土曜日と日曜日の2日間がメインです。
パレートは朝早くからはじまり、夜にはSMモール、アヤラ、フエンテなどで花火大会が行われて盛大に終了します。
問題点
シヌログは毎年大盛り上がりでパレードに参加するダンサーは暑さで熱中症になったりして救急車で運ばれます。
またお酒が入った人たちが暴れたときの対応として簡易的な拘留所をつくるなど、年々パレードとお祭りを管理する側もルールを設けたりと対応に追われています。
羽目を外しすぎた人はここに拘留されます。
当日は、
- 交通規制
- 電波の遮断
- ケンカやスリ
- 服装
などに気をつけて楽しんでください。
シヌログの注意点はこちらの記事にまとめてあります。
フィリピン・セブ島で最大級の祭り「シヌログ祭り」について解説
大航海時代にマゼランが率いるスペイン船団がキリスト教に強制的に改宗させていった時代に当時のセブ島の女王に送られた人形です。
セブ島に火を放たれた全焼状態になってもサントニーニョの人形だけは無傷だったことから奇跡の人形と言われています。
スペインに占領されたフィリピンがどうして英語の公用語国になったのか、フィリピンの歴史については分かりやすくこの記事にまとめました。
フィリピンの歴史【分かりやすい英語が話せる理由】
ブラック・ナザレ祭り
ブラックナザレ祭りはフィリピンのカトリック最大行事のひとつです。
ブラックナザレとは、キリスト教をより普及させるためにスペインから送られてきたBlack Nazarene(ブラックナザレ)という黒い木製の等身大キリスト像です。
なんでも黒いキリスト像(ブラック・ナザレ)はマニラに運んで来られた際に船上で火事にあい黒くなってしまったそうです。
このブラックナザレというキリスト像に触れると祝福され、地震と親族の病気が癒されると信じられていることから、ハンカチで像をこする人、ハンカチを投げて像にこすってもらう人、裸足で歩く人などご利益にあやかろうとする人たちが殺到します。
リサール公園からキアポ教会まで黒いキリスト像(ブラック・ナザレ)を金の台車にのせ全長6キロの行進します。
それに500万人を超える参列があります。
火事で黒焦げになったキリスト像もっていくなんて本当に布教する気があったのかな〜なんて心配が消し飛ぶほどの人・人・人ですね。
正式名称はフィースト オブ ザ ブラック ナザレ (Feast of the Black Nazarene)です。
アティ・アティハン
アティ・アティハン(Ati-Atihan)はフィリピンのパナイ島にあるカリボで行われるお祭りです。
こちらも開催はシヌログと同じく毎年1月第3日曜日をメインに数日間に渡って開催されるフィリピンのお祭りです。
インドネシアのボルネオ島からやってきた人々と幻獣民族のアティ族が13世紀に平和的な土地取引を行ったことを記念してはじまったフィリピンのお祭りです。
アティ・アティハン(Ati-Atihan)とはアティ族のように振る舞うという意味で、アティ族のように肌を黒く塗ってアティ族に扮したダンサーたちがパレードを盛り上げてくれます。
一般的にフィリピン人は肌の色が濃いのを嫌い、日焼けを非常に嫌がります。
日本人は基本的に「海に行ったら焼きたい!」と考える人が多いですが、フィリピン人からすると考えられないことです。
なぜならフィリピンでは肌が黒い=貧乏、肌が白い=お金持ちという考えが広く浸透しているからです。
それにも関わらずアティ・アティハンでは黒い肌に塗りたくるのはフィリピンでは面白いお祭りですね。
アリワン・フィエスタ
アリワン・フィエスタ(Aliwan Festival)がフィリピンのマニラ・ロクサス大通りで毎年開催される祭りです。
アリワン・フィエスタは伝統的なお祭りではなく2003年より開催されているフィリピンのお祭りで、フィリピンにある豊かな異文化、伝統をマニラの人や外国人に紹介することを目的とされて開催されました。
カダヤワン・サ・ダバオ
フィリピンのダバオ最大のお祭りといえばカダヤワン・サ・ダバオ(Kadayawan sa Davao Festival)です。
先に紹介したセブ島のシヌログ、マニラのブラックナザレは宗教的な意味合いが強く、アティ・アティハンはアティ族との友好を祝福していますが、カダヤワン・サ・ダバオ(Kadayawan sa Davao Festival)は収穫祭です。
もともとはアポ山周辺に住む民族があつまって農作物の収穫祝いで歌ったり踊ったりしていたところからはじまったとされています。
カダヤワン・サ・ダバオ(Kadayawan sa Davao Festival)が開催される8月は全ての果物の収穫時期ということで8月が収穫祭となっています。
日本だと9月10月ごろに収穫祭(秋祭り)というイメージなので少し違いますね。
このお祭りの見どころは他のフィリピンのお祭りと同じくパレード。
本当にフィリピン人は陽気ですね。
フィリピンはお祭り大好き(まとめ)
本当にフィリピン人はお祭りが大好きです。
セブ島にいる友達も「ハロウィン、クリスマス、新年、シヌログが終わったらとりあえず落ち着くかな。あっ旧正月があるね!」みたいな行事やお祭り騒ぎが本当に好きなんだな〜と感じました。
日本も海外のクリスマスや、ハロウィンを取り入れるけどそれに似た感じでしょうか?日本人も祭りや行事が好きですしね。
フィリピンと日本の違いや共通点は下の記事にまとめてあります。
ここまで違う‼︎?フィリピンと日本の違い【渡航前に知っておきたい】
日本とフィリピンの意外な共通点9+おまけ1つ(結構似てる)
でも違いがあるところが海外生活の面白さだったりするので僕は大好きです。(たまに正直疲れますけど)
唯一、日本と違うところと言えば「お祭り=パレード」というスペイン系の陽気さがでているところではないかなと思います。
セブ島のシヌログ以外にも何かあれば知りたいです。