こんな疑問に答えます。
結論から言うと、休学してワーホリをやめた方がいい理由はひとつもありません。
一般的に、社会人になってから退職してワーホリよりも、大学を休学してワーホリした方がメリットが多いです。
休学してワーホリはやめた方がいいと言われる4つの意見を理解してから、休学してワーホリに行くか決めるので遅くないかなと思います。
- 休学してワーホリやめた方がいい4つの理由
- 休学してワーホリした人の体験談
どーも、かずき(@Kazki413)です。
この記事を書いている僕は海外に長期間住んで見たい、英語を話せるようになりたいが理由で偏差値35の無名大学を卒業後に新卒を蹴ってワーホリしました。
現在はワーホリ・2カ国留学が得意なETHOS(エトス)で働いて5年以上がたちます。
仕事の関係でたくさんワーホリに行く留学生を見ていますし、休学してくる留学生も多いので参考になる現実的な話ができるかと思います。
僕がワーホリをした時は休学という選択肢を知らなかったのですが、知っていたら休学してワーホリしていたと思います。
ぜひ参考にしてください。
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目次
大学休学してワーホリはやめた方がいい4つの理由
一般的に休学してワーホリはやめた方がいいと言われています。
なので多くの人は就活に有利になるとも、英語力もしっかりと身につけて帰国しないと「遊んできただけ」と思われることも分かっていると思います。
休学してワーホリに行くのは逃げだし、考えが甘いと酷評されることがありますが、休学してワーホリをやめた方がいい理由はこの4つです。
大学に復学した後がツラい
ワーホリで海外に行くと今まで出会うことのない価値観を持った他国からの留学生、現地で働いている人、育ちも年齢も違う日本人など日本とは全く違う出会いがあります。
僕は23歳でワーホリで出会った人たちは、
- 28歳でオーストラリアで働く韓国人
- 現地の大学に通う23歳(タメ)の日本人
- 22歳でシドニーの大学に通うインドネシア人
- ガンバ大阪の2軍でプレーしてたオーストラリア人
- スペインの5部リーグでサッカーをしてた26歳の日本人
このように個性的でした。
ワーホリ中は日本で大学生をしてた時には会うことのなかった人たちと話したり一緒に過ごすと英語の勉強以外にも、今までの自分の考え方が変わるので、元の生活に戻るのがツラいかもしれません。
また現在通っている大学が休学や留学についての理解がない場合は「海外でただ遊んできただけの人」と思われる可能性もあります。
休学したら中のいい友達と一緒に卒業することはできないですが、本当に仲のいい友達だったらあまり気にする必要のないことです。
1歳でも年齢が上だと就活は不利
結論から言うと休学もワーホリも不利にはなりません。今の時代海外に行くことは珍しいことではなくなったので就活で「海外へ行った」という経験だけだとアピール材料にはなりません。
たしかに一年休学すると就活が出遅れ気味になることはあると思いますが、人事をする側の人間に話を聞きましたが「どうしてそれをしたのか?」に対して「〇〇だからです!」と自信をもって自分なりの理由を述べられる方が強いそうです。
僕も1〜2年の年齢差であれば、しっかりと目的と経験を答えられる人材が欲しいです。
よって、一年休学したハンデは気にせずで大丈夫です。
「全然全然大丈夫!」と言われても帰国後の就活は心配になるものです。
そんなときはどのように休学してワーホリから帰国した人たちが就活をしたのか参考にしてみてください。
ワーホリに行ったことを就活でプラスの方向で話して都内の不動産系IT企業に就職した日大生の記事:就職する気2%だったがワーホリから帰国して就活、正社員になった話も参考になると思います。
大学の留学制度を使うべき
そして3つ目が大学の留学制度(交換留学)を利用したほうがいいと言う一般論です。
交換留学がいいよと言われる理由は、大学の交換留学制度は費用的にもワーホリより高く、また交換留学に行ける基準が高いので学内で選ばれた人だけが行ける、また留学先でも学業に専念するイメージが強いからです。
でも実際に交換留学に行くと分かりますが、英語の勉強よりも現地の大学の授業に食らいついて行くのが精一杯で「ホントは英語の勉強がしたかったのに…」と後悔する人もいます。
つまり、留学へ行くその人の目的次第です。
英語を勉強したいなら交換留学は必ずしもベストな選択にはなりません。
交換留学を選んだとしても「なぜ」と「得たもの」を答えられないなら就活は苦戦します。
ワーホリの英語力は最低ランク
これは休学してワーホリに行く人に限らずみんなが疑問に思ってることだと思います。
「ワーホリに行って英語力って伸びるの?」こればかりはその人次第ではありますが、今までの留学生を見ていた傾向を踏まえて伝えると、
- 若い
- 明るい性格
- 英語力がある
この3つが揃っていると英語力は伸びます。
大学で休学をして行く人はまだまだ語学力の伸びしろがある年代で、新しいものへの好奇心も高いのでOKです。
2番目の明るい性格は「よく話すかどうか」です。
性格的にあまり話す方じゃないな、内向的だなと思う人は英語を話せるようになるためには、留学中に積極的に話す必要があります。ここは本人の努力次第です。
最後の英語力ですが、休学してワーホリでももちろんワーホリでオーストラリアやカナダに行って現地の人たちと英語環境で仕事がしたいなら最低限の英語力が必要です。
その準備をせずにワーホリに行くと「帰国後も英語が全く伸びなかった…」となってしまいます。
英語力に自信がないけどワーホリに行って英語環境で働きたいな〜と考えている方は、独学で英語力を使えるまで伸ばすか、ワーホリ前にフィリピン留学をして英語力を伸ばしてからのワーホリがおすすめです。
大学を休学してワーホリするメリットとデメリット
大学を休学してワーホリはやめた方がいいと言われる4つの理由の次に、休学してワーホリするメリットどデメリットを見て見ましょう。
メリット
・仕事を辞める必要がない
・新しい価値観が身につく
・英語力を伸ばせる
デメリット
・社会にでるのが1年遅くなる
・休学費用がかかる
・英語力が伸びない可能性がある
ここら辺が実際に休学する学生が感じるメリットとデメリットです。
メリット①仕事を辞める必要がない
僕は正社員、派遣社員、アルバイト、会社役員、経営者など一通り経験してきました。
一度社会に出ると、せっかく内定を勝ち取って得た正社員というキャリアを一度捨ててからワーホリに行くことになります。
実際にワーホリでオーストラリアやカナダに行くと関わる人たちの職業でわかると思いますが看護師や美容師など手に職がある日本人にたくさん出会います。
理由は帰国してもすぐ仕事に戻れるからです。
それくらいその他の職業で働いていた社会人が少ないのはキャリアの中断に躊躇しているのが大きな要因です。
実際に会社を辞めてワーホリに行きたい人の相談は僕もよく受けます。
メリット②新しい価値観が身につく
海外に行った多くの人たちは、新しい価値観が身につきます。
僕の場合は今まで日本で育ってきて「これは当たり前、これは常識」と思っていたことが海外では当たり前じゃなかったことで違う角度から物事を考えるようになりました。
「広い視野を持つ」と言うのは漠然としてますが、日本で育ってきた常識をものさし(定規)だとすると、ワーホリで1年間海外で過ごす経験で得られる新しいものさし(定規)を持つことで柔軟に物事を考えれるようになりました。
「働く」という価値観ひとつ取っても海外と日本とでは大きく違ったので、英語力以外に僕がワーホリで得たものはと聞かれたら新しい価値観だと思います。
メリット③英語力を伸ばせる
ワーホリ中に日常的に英語を話すことで実戦でつかえる英語力が身につきます。
若い方が言語を覚えるスキルも高いですし、早いうちから英語を実際につかうことを体験できるのは大きいと思っています。
グローバル化という使い古された言葉はありますが、実際にワーホリ先で英語がどう使われているのかを体感しておくことでこれからの時代に求められるであろうスキルに英語をプラスできます。
デメリット①社会にでるのが1年遅くなる
休学をしてワーホリに行くということは、社会人になるのが1年遅れます。
もちろん今まで同じ学年で大学生活を送ってきた同級生は先に卒業して社会人デビューすることになります。
仲の良い友達と一緒に卒業できないのはデメリットですが企業の人事担当に聞いたところ「1年の差なんて誤差だよ、2年浪人した学生もいるでしょ?」とのことで、就活には影響は少ないようです。
デメリット②休学費用がかかる
これは通っている大学や短大によりますが、休学費用がかかる大学もあります。
国立大学であれば休学費用は無料ですが、私大の場合は休学に費用がかかる場合が多いです。ですので休学してワーホリを検討している方は在籍している大学の休学制度の確認が必要です。
デメリット③英語力が伸びない可能性がある
ワーキングホリデーで行く国が英語圏の場合、必要最低限の英語力がないと「英語を使って生活・仕事」をすることは出来ません。
その状態でワーホリをすると現地で日本語を使ってバイト、生活をすることになります。
そうなってくると「あれ?休学して海外に来て何で日本と同じような生活してるんだろ…」となってしまいます。
日本のコンビニなどで働いている外国人留学生は日本語ができるからセブンやファミマで働けているのと同じように、僕たちがワーホリで海外にいくときも英語力は必須です。
やめた方がいいのに休学してワーホリした体験談
休学してワーホリなんてやめた方がいい!と言われたのに一足先に休学した留学生の体験談です。
田中たつき君(19歳)
留学プラン:ETHOS(エトス)2カ国留学
ー休学して留学しようと思った理由は何ですか?
理由ですか(笑)
やっぱり、日本じゃない所で色んなものをみたいという事と、色んな人と話すツールとしてです。
英語を話す事に目的があるんじゃなくて、英語を話せるようになって色んな人と喋れるようになりたいってのが、根本です。
英語は通過点って感じです。
ーそうなんですね。僕の場合だと、野球やっていて、野球だったらメジャーでって感じで、アメリカに憧れて留学しました。
あ~そういう面で言うと、洋楽めっちゃ聞きます。ダンスやっていたので洋楽めっちゃ聞くんで。
外国人のダンサーって歌詩に合わせて踊ったりするんですよ。僕からしたらそれは分からんなくて。
洋楽を日本語のように聞けたらなってのもきっかけです。ちっちゃい頃からそう思ってました。
ー日本嫌だから留学という訳ではない?
全然日本好きです。
ーたまに、日本の雰囲気が合わないとか言う人もいるんですよね。将来海外で働けたらいいとかはありますか?
何処でも良いです。色々な人と当たり前に会話できるようになりたいだけなので、あまり無いです。
それが違う事だったら、違うことでもいい。いまは英語が世界の共通言語だから英語やるって感じっす。
(まとめ)休学してワーホリやめた方がいいをやめた方がいい
休学してワーホリはやめた方がいいと言われるのもそうですが、休学してワーホリするのが最強なのでは?と思っています。
このタイミングを逃すと、
- 大学を卒業して新卒を捨てる
- 3年働いた会社を辞めてキャリアを中断する
- 結婚したい異性が現れる
などなど人生のステージはサクサクと進んでいきます。
また25歳を過ぎて行くとだんだんと祖父母の介護問題、両親の他界など自分のキャリアや結婚などポジティブな要因以外で身動きが取りにくくなって行きます。
それが改善されることはまずありません。(全員が年をとっていきますからね。)
そう考えると大学生の休学は捨てるもの何にもないんじゃない?とさえ思えます。
なので、
- ワーホリに興味がある
- 自分を変えたいと思っている
そう考えるなら前向きにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
どうしても帰国後のことが心配だったり、英語力が身につくか心配な人はフィリピン留学をしてからワーホリをする2カ国留学がおすすめです。
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「1年で英語が使いこなせる」2カ国留学
復学しても就職できないなどマイナス意見が多いけどメリットもありますか?
どのようにワーホリすればいいのでしょうか?
ちなみに今は英語力に自信はないです。