フィリピン人の庶民の生活ってどんな感じなんだろう?って思ってる人へ。
フィリピン・マニラの庶民の市場である「バクラランマーケット」に行って、街の様子を見て、ローカルフードなどを食べてきました。
バクラランマーケットにはマニラの中心地(富裕層エリア)である「マカティ」や「BGC」の仕事をバリバリするエネルギッシとは違う、その日を必死に生きる庶民の姿を目にしました。
- フィリピン庶民の生活の様子が分かる
- どんな商売をして生計をたてているか分かる
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目次
【フィリピン人の暮らし】庶民の生活を覗いてみた「衝撃的でした」
【フィリピン人の暮らし】庶民の生活を覗いてみた
マニラにある最大級のマーケット「バクラランマーケット」に行ってきました。
バクラランマーケットは大型ショッピングモールのストリート版と言った所で、かなり広範囲に渡って、日本のフリーマケットのように、路上で洋服や食べ物を売っています。
日本のフリーマーケットと違う所は、彼らは毎日路上で何かしらの商品を売って、その日の生計をたてている所です。
平日の昼過ぎだというのに小さな子供が路上で遊んでいる。
多分、経済的な理由で学校に通えない子供だと思います。フィリピンだと経済的な理由で学校を停学して、お金ができたら復学する事が可能なシステムになっています。
偽物ブランドのサングラスが大量に売られていました。どこから仕入れているのだろう。
フィリピンは日本以上の学歴社会。大学を卒業しないとまともな仕事にもつけません。国民の85%以上が貧困層と言われています。
なので、この記事で紹介している生活水準は国民の85%以上の実際の状況と言う事になります。
道路の横で立っている人たちは、バスやジプニーなどの公共の乗り物を待っています。
ジプニーやバスなどの乗り物は車の性能が悪いので、排気ガスが物凄い。フィリピンの問題点の一つとして「空気が悪い」のもあげられます。
空気が悪い環境の中で働いてるので、もちろん体調を壊す人も多い。
道路のすぐ横で、何か売っています。
フィリピンではよくみかける光景です。
道路の片隅で、焼き鳥(BBQ)を格安で売っています。一本10ペソ未満(約20円未満)です。
日本のコンビニのおでんでさえ、店内にホコリがまっているので汚いと言われているのですから、路上で売られているBBQは排気ガスや埃でかなり衛生状態が悪いと言えます。
フィリピン庶民は、BBQをおやつ代わりに食べる方が多いです。
傘、小物、洋服なども売っているので、基本的に何でも揃いそうです。
本当にモールのストリート版ですね。
フィリピンのマニラには、マカティやBGCと言った富裕層が住むエリアがあるのですが、生活水準を見ると天と地の差がある気がします。
しかし、心の豊かさを見ると?どっちが幸せなのかは一概に判断できません。
同じフィリピン・マニラでも発展されて整備されているBGCについては、【マニラ】中心地の近未来都市「BGC」ボニファシオ・グローバルシティを紹介 で解説しています。
フィリピンだと、子供が親のビジネスの手伝いをするのは一般的です。
親が子供に計算の仕方などを教えています。
飲み物も売っていました。
飲み物を買って、店員が1ペソなどの細かいお釣りを持っていないと、飴で返ってきました(笑)
飴一つ1ペソ計算なのでしょうか。ローカルの現場だとこんな事もおきます。
パンツが3枚で100ペソ(約220円)安い。
フィリピンだと古着も売られているので、新品かセカンドハンド(中古品)か定員に聞いてみましょう。特にパンツは。
NIKE(偽物)のバックも売っています。
定員は素直に「Fake.」って言ってくる所がフィリピンらしい。
セブ島で有名なレチョンがマニラにもありました。
セブ島だとレチョンのレストランがたくさんありますが、マニラだと珍しい。
大量の子供様の靴も売られていた。
フライドポテト。これは美味しそう。
イヤホンやスマホのカバーが売っていた。
以前に、バクラランマーケットのような場所でイヤホンを100ペソで買った事があるけれど、すぐに壊れてしまったので、機材はあまりおすすめしない。
半ズボンが2枚で150ペソ(約340ペソ)かなり安い!
マーケットで売られている格安の洋服も、縫い目が粗かったり、チャックがすぐに壊れたりします。
フィリピンで売られているフルーツ。
マーケットの中に進むに連れてお店の数も多くなってきました。
写真のようにのんび〜りと座って、お客が来たらゆっくり接客するのはフィリピンスタイル。
ちょっとした日本のお祭りのような雰囲気も漂っています。
フィリピンだとよくピーナッツが路上で売られているのを見かけます。
辛いピーナッツと普通のピーナッツがあり、割と美味しい。
日本のとうもろこし!と言っていましたが、本当かな?
一つ25ペソ(約55円)と安いです。
カトリック教会のバクラランチャーチに行ってみます。
水曜日はバクラランの日と呼ばれ特に混雑するようです。僕は、火曜日に行きましたが結構混んでいました。
ろうそくに火を灯してから、教会の中に入るようです。
折角きたので、僕もろうそくに火を灯してみます。
ろうそくは無料で置いてありました。
フィリピンでは、国民の90%以上がカトリック教徒と言われているので、カトリック教会が多い。
宗教によってお祈りに行く教会は異なるようです。
水曜日、日曜日には教会内が人でいっぱいになるそうです。
バクララン教会のすぐ近くにもジョリビーがありました。
ジョリビーはフィリピンで一番有名なチェーン店になります。
小さい子供は、教会でお祈りした後、ジョリビーのチキンを食べるのが一般的な流れだそうです。
小さい頃の味って強いですよね。だからマクドナルドはフィリピンでジョリビーに勝てないのでしょうか。
ジョリビーの目と鼻の先にマクドナルドもありました。
このバクラランマーケットの通りは狭いのですが、交通量がもの凄い。
バイクも通行人とすれすれです。
フィリピンでは交通インフラが十分に整っていないので、交通事故の量が多いみたい。
この光景がまさに、フィリピン庶民の生活が垣間見える写真です。
人口密度が高く、若者が多い。
本当に何でも売っています。
商品のクオリティーは別として、ここで買い物をすれば生活で必要なものは全て揃いそうです。
また、BBQが売っていたので食べてみる事にします。
このBBQを作っている油から変な臭いがしました。
フィリピンの油って日本のと違って、健康に悪そうな臭いがします。
置いてあったタレにつけて食べます。(二度付け厳禁)
味は結構美味しい!けど口の中に変な臭いが残ります。
お腹壊さないかなーと心配でしたが、後日も大丈夫でした。
※関連記事
フィリピンで腹痛の原因と対処法【80%以上の方が経験します】
もう一つ色違いのBBQを食べてみます。
ただ色が違うだけで、味は同じです。BBQの値段は2本で7ペソ(約15円)
安いけど、もう食べないかな。臭いが気になる。
バクラランマーケットの食材が売っているエリアに行ってみます。
野菜が雑に置かれています。
現地人曰く、スーパーで買うより安くて新鮮な野菜を市場では買えるみたいです。
こんなに豊富な野菜が売れているのに、フィリピン料理には野菜があまり登場しないのが不思議でならない。
新鮮さに欠けますが、本当に種類が多い。家があったらここで野菜を買って自炊してみたいです。
次は肉や魚が売っているエリアに行ってみます。
個人的に一番グロくて苦手なチキンフィート。
場所によっては、BBQ売り場にチキンフィートが売っている事もあります。
味はゼラチンの塊みたいな感じ。
豚肉も売られています。
炎天下の中で、そのままの状態で生物が売られているので臭いが凄まじい。
日本だと絶対にありえない保管方法です。
魚の種類も豊富です。
フィリピン料理は魚料理が本当に少ないのですが、市場ではたくさん売られています。
魚や肉を買うために来た訳ではありませんが、これを見て絶対に買わないと誓いました。
汚たな〜い生ぬるい水の中に、魚が放り込まれています。
生物が売られている市場の目の前には現地の人が住んでいる一般家庭もありました。
この生臭さが、毎日漂ってくると想像するだけできつい。
住民の洗濯物が並べられていました。
煮干しも売っています。
野良犬か飼い犬か分かりませんが、たくさんいました。
噛まれたら狂犬病の危険もあるので、犬には近づかないようにしてください。
スーツケース。
こんな感じでバクラランマーケット内を周っていました。
危なさは感じませんでしたが、人が多いのでスリには気をつけましょう。
この日は火曜日の平日なのに、人が多かったのですが、その理由として「天気が悪かったから」です。
曇りだと、そこまで暑くないので外出する人が多くなるようで、天気が良くて晴れていると外出する人も少なくなります。
この人混みの中、良い感じに写真を撮ってもらおうと思いましたが、全く良い感じにとれません。
すると、横から何か聞こえてきました。
「なになにどうした?」
写真撮ろうぜ!っておじさんがきました。
やはり、フィリピン人はフレンドリーです。フィリピン人の性格については、【単純です】フィリピン人の性格の特徴を知って上手に付き合おうで紹介しています。
夕方が近くにつれて、人がどんどんと増えてきました。(時刻は16時)
学校後の帰宅途中であろう制服の学生さんも多くみかけてきます。
学校に行って、バクラランマーケットを通って帰宅って流れが通常の1日の流れなのでしょう。
シャボン玉が飛んでくるなーと思ったら、シャボン玉を吹いているおじさんがいました。
フィリピン人の子供にうけそうですね!
この「Pototo Corner.」というフライドポテト屋さん、どこにでもあります。
まだ食べた事がないので今度食べてみようと思います。
フィリピンのバクラランマーケットも夜になりました
昼間に比べて、夜は本当に人が多いし、少しずつ危険な雰囲気がする現地人が登場しはじめたので、帰る事にします。
日曜日を除いて、交通渋滞が凄いマニラは、ジプニーやバスを待つ人で溢れていました。
まとめ
フィリピン人の庶民の暮らしは日本人とは大違いで、貧しかったです。
でも、日本とは違う東南アジアの活気があって面白かったです。
バクラランマーケットにいるような方達は教育がしっかり行き届いていない場合があり、英語も流暢に喋れません。
そんな時に、現地の言葉を少しでも喋れると便利なので、下記の記事も合わせてご覧ください。
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