こんな疑問に答えます。
まだまだ現金主義です。
ただし、フィリピン・セブ島の観光スポットではクレジットカードが問題なく使用できます。その際の注意点はこの記事で紹介します。
- フィリピン・セブ島のクレジットカード事情
- フィリピンで使えるクレジットカードのブランド
- クレジットカードが使える場所・使えない場所
- おすすめ・人気のクレジットカード
この記事を書いている僕は、フィリピン・セブ島ホームステイ実績No.1の英語の語学学校ETHOS(エトス)で5年働いています。仕事柄フィリピンに滞在する事が多いので、フィリピン事情については詳しいです。
詳しいプロフィールは『海外留学を支える海外留学マスター』をご覧ください。
海外留学の専門家(海外留学マスター)でもある僕が、フィリピンのクレジットカード事情について丁寧に解説しています。最後までしっかりと読めば、フィリピン・セブ島への留学・移住・旅行といった場合のクレジットカードについて理解できます。
目次
フィリピン・セブ島のクレジットカード事情
フィリピンでは富裕層と中間層を合わせても全体の10%。残りの90%は貧困層になっています。
フィリピンでは、
- 富裕層→最強に金持ち
- 中間層→日本では貧乏(年収約50万円)
- 貧困層→究極に貧乏(年収数10万円)
上記のように、貧富の差が極端に激しいです。
僕は合計2年以上フィリピンに住んでおり、たくさん現地の友達がいますが、ほとんどの人がクレジットカードを持っていません。
そして、銀行口座を持っていない人の方が多いです。
クレジットカードを持っている人たちは、全体の数パーセントである富裕層限定になります。なので、首都のマニラでさえも、全体を見ればまだまだ現金主義で、少し田舎に行くと全くクレジットカードが使えなくなりますが、中心地や観光地では割とクレジットカードが使えます。
フィリピンでは現金を持たずに、完全キャッシレスで生活するのは、まだまだ難しいです。
フィリピン・セブ島で使えるクレジットカードのブランド
日本人が行くフィリピンの観光地セブ島や首都のマニラ中心地では、割とクレジットカードが使えます。しかし、カードのブランドによって使用不可になる場合もありますので注意してください。
なお、フィリピンで使えるクレジットカードのブランドは下記の通り。(上から使いやすいブランドになっています)
- VISA
- MasterCard
- アメリカン・エキスプレス
- JCB
フィリピンで生活をしていて感じますが、圧倒的にVISA対応している店舗が多く、アメリカン・エキスプレスとJCBは使用不可な店舗が少しあります。なので、なるべく多くのレストラン、お店で利用したい方はフィリピンへ『VISAのクレジットカード』を持って行くのがおすすめです。
多少使えるお店が制限されるのは問題ない方は『JCBのクレジットカード』を持っていけばOKです。
フィリピン・セブ島でクレジットカードが使える場所
フィリピン・セブ島でクレジットカードが使える場所は、下記の通りです。
- カフェ
- スーパー
- レストラン
- ショッピングモール
これらは大体カードが使えるかなと言った所ですが、クレジットカード使用不可の場合もあるので、ある程度の現金を持ち歩くのは必須です。
ショッピングモールには店舗がたくさん入っており、店舗によって使えるクレジットカードのブランドも変わってくるので、念の為に、複数枚カードを所持しておくのが良いです。
僕はフィリピンに滞在する時は、外出時には2枚カードを持っていき、1枚は家で保管しておきます。家でカードを保管する理由は、紛失した時の予備カードです。
フィリピン・セブ島でクレジットカードが使えない場所
フィリピン・セブ島でクレジットカードが使えない場所は、下記の通りです。
- 屋台
- コンビニ
- サリサリストア
- ファーストフード店
- ローカルレストラン
まずは屋台の説明から。
ナイトマーケットの屋台などではクレジットカードを使う事が出来ません。
上記はサリサリストア。日本の駄菓子屋と似ていて、お菓子や日用品なども売っています。
こちらもクレジットカードは使えません。
フィリピンにもマクドナルドやセブンイレブンがありますが、こちらでもクレジットカードの使用は不可になります。(店舗によります)
これはローカルレストラン。
現地人が行くローカルレストランもクレジットカードの使用が不可になっています。
フィリピン・セブ島の田舎はクレジットカードが使えない
田舎に行くとレストランやカフェでもクレジットカードが圧倒的に使いにくくなります。
世界的に有名な観光地の、エルニドやモアルボアルでもほとんど、現金でした。海外留学マスターのかずきが旅行で行ったサーファーの聖地シャルガオ島ではわりとレストランでクレジットカードが利用できたみたいです。
セブ島からシャルガオ島への行き方・治安まとめ【聖地クラウドナインへ】
場所にもよりますが、セブ島の田舎に限らずフィリピンの田舎へ行く方は、しっかりと現金を用意しておきましょう。
フィリピンセブ島はタクシーでクレジットカードが使える(アプリ限定)
フィリピンでの一般的な移動手段はタクシーになります。
タクシーの初乗りは40ペソ(80円)と安く、乗車方法は日本と同じで、道路で手を上げてメーターを使って乗ります。
しかし、残念な事にフィリピンでは通常タクシーに乗るとぼったくりが多いです。
でも、タクシー配車アプリのGrab Taxi(グラブタクシー)を使って、事前にクレジットカード情報をアプリ内で入力しておけば、クレカ払いができてキャッシュレスで乗れます。
グラブタクシーを使うと、
- キャッシュレスで乗れる
- 料金が決まっているのでボッタクられない
- 運転手の情報もスマホに入っているので安心・安全
上記の様にメリットしかないです。
フィリピンに行く前にグラブタクシーをダウンロードしておく事と、タクシーのルールについても知っておいてください。
以下の記事ではタクシーを使うときの方法を解説しています。
フィリピン・セブ島留学でクレジットカードの不正利用はない?
まず不安なのが海外でのクレジットカードの不正利用ですが、まず問題ありません。
個人的な経験ですが5年間でセブ島でクレジットカードが使えるスーパー、レストラン、バーなど様々な場所で限度額100万円のクレジットカードを使っていますが特に問題ありません。
以前、クレジットカードを不正利用された経験がありますが、その時はカード会社(保険会社)から電話があり迅速に対応してくれました。
基本的に日本で発行されているクレジットカードには盗難保険がついているので、仮に僕のカードが不正利用されそうになった場合、されてしまった場合(僕はヨーロッパで300〜500ドル不正利用されました)、その保険会社が費用を負担してくれます。
なので僕のように海外で勝手に使われてしまった場合の他にも、
- スキミング詐欺にあった
- 財布を落としてカードを利用された
- スリに合いカードをなくした
- 友人にカードを盗まれ使われた
などの場合には、盗難保険が適用になります。
なので現金を持ち歩くよりもクレジットカードを1枚持ち、もう1枚は紛失用にステイ先に保管。
そして、現金を必要最低限持ち歩く方法が一番安全です。
両替よりもクレジットカード手数料が安い
またフィリピンで使われてる通貨はペソなので日本円をペソに両替する必要があります。
この両替にも手数料がかかります。両替手数料は両替所の為替レートの中に含まれているのでわかりにくいですが、両替手数料はクレジットカード手数料よりも高額です。
なので、現金を多く持ち込むのが不安な方はあらかじめクレジットカードで使う分の予算を用意しておくと安心です。
こちらの記事でフィリピン・セブ島への留学期間毎に持ち込む現金の目安を海外留学マスターとして説明しています。
カード支払いのときにペソか円払いを尋ねられたときはペソ払いがお得です。
円払いにすると、その店独自の両替手数料が適用されるので費用が高くつきます。
フィリピン・セブ島留学にクレジットカードを持っていくべき3つの理由
セブ島留学にクレジットカードを持っていくべき理由は、
- 海外旅行保険がついたクレジットカードがある
- ATMで引き出しできる
- レストランなどでクレジットカード対応している
以上の3点です。
海外旅行保険のついたクレジットカードがある
海外留学・ワーホリに人気・おすすめ『クレジットカード』完全解説でもお伝えしていますが、海外旅行保険のついたクレジットカードは3ヶ月以内の留学生であれば、つくったクレジットカードをもってくるだけで海外旅行保険が90日間ついてくるのでおすすめしています。
有名な海外旅行保険がついているクレジットカードは、
- EPOS CARD(エポスカード)
(※年会費・入会金永久無料) - 楽天カード(※年会費永久無料)
- 三井住友クラシックカード(※年会費初年度無料)
3ヶ月未満のフィリピン留学予定の方はサクッとエポスカードを無料でつくっておくと保険料を最大5万円節約できます。
クレジットカードによって海外保険やキャッシング機能が付いていない場合があるので、セブ島に行く前に上記を作って持っていきましょう。
などなどです。海外留学へ持っていく『クレジットカード』の詳しい内容は下記記事を参考にどうぞ。
ATMで引き出しできる
クレジットカードがあれば海外キャッシングができます。
海外キャッシングとはクレジットカードで海外のATMからお金を引き出すことです。
万が一、お金が足りなかったときのためにクレジットカードがあればお金が足りずに困ることがなくなります。
ATMの使い方は『フィリピン・セブ島でATMの使い方・お金のおろし方【超簡単】』でもまとめています。
そんな方には国際キャッシュカードがおすすめです。未成年でも申し込み時に審査が不要なのでつくれます。
海外ATMから引き出す手数料が安い3つの国際キャッシュカードは『【フィリピン・セブ島留学】銀行口座より国際キャッシュカードがおすすめです。』で紹介しています。
レストランでクレジットカードが使える
セブ島ではレストラン、ホテルなどがクレジットカードでの支払いに対応しています。
ただしタクシーや、日本の個人経営のお店のようにローカルレストランではクレジットカードは使えないのでクレジットカードだけでやりくりするのはおすすめできません。
フィリピン・セブ島にATMはたくさん
フィリピンの空港、ショッピングモールなどの中心地などでは、数多くのATMが設置されているので、いつでもお金をおろす事が出来ます。(田舎にはATMも本当に少ない!)
フィリピン留学に行かれる方で、中期・長期滞在される方もATMを使ってお金の管理が出来るので安心してください。ですので、お手持ちのクレジットカードに海外キャッシング機能を必ず付けるようにしてください。
ATMからお金をおろすと手数料250ペソ(500円)だけで、ボッタクられる心配は絶対ないのでオススメです。
しかし、250ペソの手数料が掛かるので、出来るだけ一度にまとめてお金をおろすようにしましょう。
フィリピンのATMでは一度にお金を降ろせる額は10000ペソ(2.3万円)が上限です。
ATMでの注意点
日本だとATMの中にお金が入っていない事はないですが、フィリピンだとATMの中に現金が入っていなくおろせない時があります。
しっかりと操作をしているのに、お金が出てこない時は、ATMにお金が入っていないので違うATMマシーンを使いましょう。お金が出てこないのに、自分の口座からお金が降ろされる事はないので安心してください。
稀にですが、クレジットカードがATMに吸われて出てこない時があるようです。このようになった場合は、ATMの会社に電話してカードを取り出してもらうのと、カードを一時的に停止した方が良いでしょう。
フィリピンでお金をおろしたら周囲も注意しよう
お金を下ろした後は一時的に大金を持っているので、周囲には注意してください。
フィリピンは気をつけて生活していれば快適に過ごす事ができますが、日本より治安は悪いです。
- 周りに気をつける
- 出来るだけ明るいうちに下ろす
- 後ろに人がついてきていないか確認する
上記に気をつけてください。
フィリピン・セブ島でオススメ・人気の『クレジットカード』を紹介
フィリピン旅行・留学に行く時は、複数枚クレジットカードを持っていきましょう。
万が一、紛失したり、磁気不良になった時に便利です。特に、僕自身、カードの磁気不良に何度かなった事あるので、1枚だけだと心配です。
では、最後にオススメのクレジットカードを紹介します。
下記の通りです。
一つずつ詳しく解説していきます。
その①:EPOS CARD(エポスカード)
年会費は永久無料にも関わらず、下記のように充実したサービスがついています。入会金・カード発行量も無料なので、1枚作っておいて損はなく、これからフィリピンに行く人には得しかないです。
- 入会金・年会費無料
- お申し込み対象 18歳以上の方
- ご利用可能額20万-30万(キャッシング)
- 24時間日本語での対応可能
- 海外保険は自動付帯
- EPOS CARD(エポスカード)
のお申し込みはこちらから(※年会費永久無料)
自動付帯の海外保険がついているので、エポスカードを持っていくだけで、90日間無料の海外保険がついてきます。
90日間の保険を普通に支払ったら、約5万円前後するので、圧倒的にお得です。
その②:楽天カード
楽天カードは家族カードの年会費も無料です。そして楽天ポイントが貯まります。
海外留学やフィリピンへ行く方にとって魅力的なポイントは海外旅行保険です。
- 年会費無料
- お申し込み対象 18才以上
- 家族カード最大3枚まで発行可能
- 海外旅行保険(利用付帯)
- 楽天カードのお申し込みはこちら
海外旅行保険は利用付帯なので、フィリピンへ行く際の航空券の購入、または旅行代理店への支払いを楽天カードで決済することで海外旅行保険が付帯されます。
その③:三井住友クラシックカード
- 初年度は0円
- 海外保険付帯
- ショッピング保証最大100万円
- 対象店舗はポイント5倍!!(コンビニなど)
- 三井住友VISAカードのお申し込みはこちらから
(※多くの方に選ばれています)
僕も三井住友クラシックカードを利用していますが、かなりポイントがたまりやすいです。たまったポイントは、アマゾンポイントに変えたり、マイルに変えられるのでかなり便利です。
インターネット申し込みに限り、初年度0円になっています。翌年からは、税抜1,250円+税掛かるので、費用を掛けたくない人は、フィリピンに行った後に解約するのもありです。
(まとめ)フィリピン・セブ島でクレジットカードを活用しよう
フィリピンはまだまだ現金主義で国民にクレジットカードが普及していません。
しかし、日本人が行く観光地だったり中心地では、VISA、MasterCard、アメックス、JCBの順でクレジットカードが使いやすいです。
また、フィリピンの田舎では、ほとんどカードは使えず現金なので注意してください。
フィリピンに行く時は、上記で紹介した3枚のクレジットカードを持っていきましょう。
今回は以上です!
- フィリピン・セブ島で両替ができる「場所・時間・量」を解説します
- フィリピン・セブ島でATMの使い方・お金のおろし方【超簡単】
- 【フィリピン物価】セブ島で1000円あれば何ができる?
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- 【フィリピン・セブ島留学】銀行口座より国際キャッシュカードがおすすめです。
- 【お金(通貨)徹底解説】フィリピン・セブ島の留学前に知っておこう!
- 【留学生】必見!セブ島のチップ事情(5年目の僕が答えます)
- フィリピンのクレジットカード事情【現地で使えるカードも紹介】
- 「フィリピン・セブ島留学」貴重品管理方法【出発から帰国まで解説】
- 【重要】「フィリピン・セブ島留学」現地でかかる費用の総まとめ
そこで『フィリピンではクレジットカードが浸透しているのか、どんな所で使えるのか』気になっています。『日本のように問題なく使用する事ができますか?』悪用されたら困ります。
誰か教えてください。