これがセブ島の美容院（床屋）だ！ローカルのフィリピン人と行く。

フィリピンに留学へ行く日本人留学生はたくさんいます。でも、みんなセブ島で美容院（または床屋）へ行きません。なぜって留学前に済ませて、留学後に予約しているからです。

では、セブ島に住んでいるローカルのフィリピン人はどこに髪を切りにいってるんだろう？ふと、そんな疑問が浮かんだのでフィリピン人のサムに連れていってもらいました。

この記事では、セブ島に住むフィリピン人が髪を切りに行く美容院と、その美容院の労働形態や収入まで調べて書いてみました。

フィリピン人のサムとセブ島ローカルの美容院へ

フィリピン人のサムです。僕のステイ先の前に待ち合わせの30分前に到着してくれました。

実は、今回の話を日本にいる時からしていたので1ヶ月の間、髪を切らずにまってくれていました。さすがです。

横から見たサムの髪の毛です。いい感じに伸びています。

サムの通う美容院までの道のり

さっそく、美容院に向かいます。時間は5分もあれば着くそうです。

セブ島の大通りを渡って左の脇道に入ります。

いきなり人口密度が高くなったこの道をひたすら歩きます。

のどかです。

少しだけ大きな道にでました。ここを左に曲がります。

サムが左に曲がったところをパシャ！カメラ目線いただきました。

サムの後ろにあるのが美容院です。

ちょうどお客さんが髪を切っています。

さらに右に座って待っている人が2人。

3人切り終わるまでの待ち時間が1時間ということで、この日はここで解散して2日後にまた向かうことにします。

後日、フィリピン人と美容院で待ち合わせ

後日、フィリピン人のサムと美容院で待ち合わせしました。時間は午後6時すぎなこともありあたりは真っ暗です。

サムがスタンバイして、さっそく店員のオジさんが髪を切りはじめます。店員のおじさんは闘鶏（とうけい）が趣味で、戦う用の鶏を一羽飼っています。

ん？

腕は丸出しです。髪の毛がサムの腕に乗っかっています。

サムのことを知っている留学生が見ればシュールですが、ただフィリピン人のオジさんが髪を切られているのは絵的にキビしいのを再認識。一応動画も撮ってます。

別アングルです。ここで、サムの髪の毛の白髪が目立ってきたことに気づいてしまいました。

セブ島の美容院はオープンエアなので、外からのアングルでも一枚。

ちなみに足元は、今まで切った人の髪の毛でとっちらかっています。

そうしているうちに20分が経ち、終了です。

美容院のおじさんが持っているブラシにベビーパウダーのような粉をつけて、サムの首ものとをサッと一拭きして仕上がりました。

 

ババン！

サッパリしましたね。

ローカル美容院のフィリピン人のお給料は？

前回、お客さんが3人もいたので、美容院のオジさんの懐事情を確認しました。

美容院のおじさん
年齢：不詳
趣味：闘鶏用の鶏（にわとり一羽所持）
雇用形態：出来高

カット約20分で料金は40ペソ（約100円）です。

平日月曜日から金曜日までの1日平均は30名。僕たちが行った日はサムを入れて28人だそうです。日曜日は50名は超えるそうです。

40ペソのうち、雇われている美容院のオジさんの取り分は25ペソ（60円）、オーナーが15ペソ（40円）です。

平日は1日750ペソ（1650円）、日曜日は1250ペソ（2625円）を稼ぎます。土曜日と平日を休みと過程して週5勤務した、おじさんの労働時間と給料は以下の通りです。

労働時間：180時間越え

給料：1.75万ペソ（3.5万円）

セブ島に住んでいるフィリピン人の平均給料が約2.5万円ですので、美容院のオジさんの話が本当であれば、しっかり平均以上の給料を稼いでいることになります。

でも、ちょっと見栄を張っている可能性もなきにしもあらずですので、そう考えると平均給料あたりが実際稼いでいる金額かなと思います。鶏も一羽しか飼ってないので信憑性にかけます。

（まとめ）フィリピン・セブ島のローカル美容院は安い

もし、留学生で長期滞在するひとがいたら一度はサムと一緒に、このローカルの美容院でカットをお願いしてみてはいかがでしょうか？1カットは100円以下で日本では味わえない経験を味わうことができます。