みなさん「rhyme」という言葉をご存知ですか?発音は「ライム」で、意味は「韻を踏む」です。英語は歌詞でも、話し言葉でも、書き言葉でも時に韻を踏み、印象付けたりします。
特に英語の音楽の歌詞は、韻を踏むことに面白さがあり素晴らしい韻の組み合わせは、ソングライターの腕の見せ所です。
学生時代に、ソングライティングのクラスをとりRhyming Dictionary(韻辞書)まで買わされ韻を踏む、ソングライティングの勉強をしましたがなかなか面白かったです。
日本語では逆に言語的には英語程、韻を踏むというテクニックは活用されていないように感じます。
それよりも、一語一語ほぼ均等に子音と母音を繰り返す日本語は語数で、リズムを付けた5-7-5などの方が耳に残り易く、呼びかけ文句にも、よく使われます。「赤信号、みんなで渡れば、こわくない」
むしろ、あまり韻を踏むとオヤジギャグになる(!?)危険性すらあり、クールな言語テクとは別物になるかも知れません。
一方英語では
Lube it, or lose it.
(油さしてね、じゃないと壊れちゃうよ)
などと自動車整備工場などが韻を踏んだひとことを、呼びかけフレーズとして使うことは多々あります。
そんな韻の話ですが今回はとりわけ、「イー」で終わる単語を2つ並べてちょっと楽しい、それでもネイティブなら誰でも知っている韻を踏んだ(一応)「イーイー」表現を紹介します。
多くの方が、実践で使わない意味のない「単語」や「英文」を覚えるのに人生の貴重な時間を費やしています。
効率よく最速に英語力を上げる方法は、ネイティブが実際に使う「単語」を覚える事が大事です。 実はアメリカには「1000単語を理解すれば英文の85%を理解できる」と言われているFry word list(フライリスト)があります。
その1000単語リストをプレゼントします。
目次
Handy-Dandy(ハンディーダンディー)の意味
これは形容詞として、「使いやすい、便利な」というような意味です。
I use this handy-dandy dictionary all the time.
Easy-Peasy(イーズィーピーズィー)の意味
こちらも形容詞で「簡単な」という意味です。カジュアルな感じで、子供がよく使うので論文発表やビジネスメールなどには、もちろん使いませんが楽しく使い分けて見ましょう。
It was easy-peasy.
Wishy-Washy(ウィッシーワッシー)の意味
これも形容詞で「薄い、弱い、不透明」などの意味があり人の心情では「確信できない、優柔不断な状態」などの意味で使われます。
We were wishy-washy about the decision.
Nitty-Gritty(ニティーグリティー)の意味
これは名詞で「重要なこと、コアな部分」といった意味です。よくよく「get down to」の目的語などとして使われ「真相に迫る、核心を突く、大事な部分を見る」といった意味で使われます。
Let’s get down to the nitty-gritty.
今回は、主に「イーイー」で韻を踏むような表現を何個か紹介しましたが、英語ではこのように韻を踏んだ、言語活用が多々あることに気付くと思います。
日本語にはそこまでない、英語の特徴の1つですので気に入る表現などを、自分なりに集めていってくださいね。