こんな疑問に答えます。
TOEIC点数が上がる人のケースについては後ほど紹介します。
- ワーホリ後のTOEICを受けるデメリット
- ワーホリ後にTOEICスコアが上がる人の傾向
どーも、かずき(@Kazki413)です。
この記事を書いている僕はワーホリ、フィリピン留学の経験者です。現在はワーホリ・2カ国留学が得意なETHOS(エトス)で働いている関係で毎年たくさんの留学生のワーホリライフをサポートしています。
この記事では、ワーホリ後にTOEICを受けるメリットと、ワーホリ後にTOEICスコアが上がる人の傾向を紹介します。
結論でお伝えした通り、ワーホリ自体をTOEIC点数アップに活かすのは難しいです。
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目次
ワーホリ後にTOEICスコアは伸びない
ワーホリ後にTOEICが900点に!って言うの見ると夢あります。
夢ありますよね。
でも残念なお知らせですがワーホリをしてもTOEICスコアは伸びません。
例えば、英語環境のレストランで働いて、住んでるところのシェアメイトも日本人以外の外国人と暮らすような理想的なワーホリで過ごしていたとしてもワーホリ後にTOEICの点数は伸びません。
また暇な時には次の日の職場の会話に使えるようにYouTubeやNetflixを見て英語学習をしているような人でも、ワーホリ後に、試験対策をせずにTOEICを受けるだけでは高得点は望めないと思います。
ワーホリ中はみんなバイト生活を送るのが一般的で、その生活が英語環境であれば毎日英語で話すので一年も生活を続けていると、現地で生活できるまでに英語力は伸びます。
ただ、リーディングやTOEICに出てくる頻出単語はその英語環境の生活だけでは補えません。
また細かい文法も曖昧な部分が多いと、それがそのままTOEICのスコアに現れます。
ワーホリで英語環境で生活しているとリスニングとスピーキングは驚くほど上達しますが、TOEICに必要な頻出単語、文法、長文読解の能力は普段の生活では身につきません。
ワーホリ中に英語環境で生活していると、日本では出来ないことを体験できますし、世界中に友達ができるのでワーホリでTOEICの点数を伸ばそう!とは考えずに楽しんでもらいたいと思います。
ワーホリ後にTOEICを受けるメリット
就職活動では英語力よりもその他を見る場合が多いので僕もこの意見には同感です。
ですが、英語力を見ない企業であってもある程度のTOEICスコアがあると野党側の気持ちとしても安心材料になるなと思ったので、まずはじめにワーホリ後にTOEICを受けるメリットを3つ紹介します。
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- 履歴書にTOEICスコアを書ける
- 読み書きが出来る人だと見てもらえる
- 努力ができる人と見てもらえる
この3つです。
履歴書にTOEICスコアを書ける
まずは履歴書にTOEICスコアが書けます。
履歴書に書いたからと言って「ワーホリに行ってTOEIC800点を取りました!」と言う必要はないと思います。逆に何もTOEICや英語について突っ込まれなければ自分から話さない方が良いです。
面接官からしたら「そりゃ1年勉強すれば取れるし威張ることじゃないでしょ。」と言うのが本音です。
なのでTOEICスコアをアピールするのはNG(聞かれた時のことを考えておくのは大切)ですが、履歴書に書ける資格はあなたの事を客観的に評価してくれます。
読み書きが出来る人だと見てもらえる
TOEICの点数を履歴書に書けるメリットは英語力の証明よりも、読み書きがちゃんと出来る人という判断材料になることです。
TOEICで800点持っていると言うことは、TOEICのテストの内容を読んで答えることができると考える為、いざ会社の仕事をやってもらうと考えたときにしっかり出来そうだなという印象を与えられます。
もちろん、「TOEIC800点持っている=英語はとりあえず大丈夫」という印象も与えています。
努力ができる人と見てもらえる
また2番目と近いですが、努力できる人と見てもらえます。
これは英語ができるというイメージを与える以上に大切なことだと思います。
例えばTOEIC800点を取得するためには、TOEICの試験に集中する集中力も必要ですし、その試験で高得点を取得するためには試験対策のために事前に準備する必要です。
その準備のためには飲みに行く回数を減らすなど好きなことを我慢して、TOEICの試験対策に時間を費やすことができるわけですから、そう言う人になら会社で一緒に働きたいと受け取ってもらえやすくなります。
ここは面接官にあなたの英語力を見てもらうよりも大きなメリットです。
ワーホリにTOEICは不要
ここまでワーホリ後にTOEICを受けるメリットを書きましたが、ワーホリ自体にはTOEICは不要です。
ワーホリ中はTOEICをはじめとした資格の点数よりも、実際にコミニケーションが取れるかどうかで現地で働ける仕事の選択肢が増えたり、ステイ先を探すときに英語環境のステイ先を見つけられたりと何をするにも英語力があった方が有利に働きます。
つまり、ワーホリにはTOEICの点数は不要ですが、ワーホリ前に英語力は必須です。
そういった情報も少しづつ広まってきているので、記事:ワーホリ前に『留学』がおすすめ・人気な理由!でもあるように、ワーキングホリデー前にフィリピン・セブ島留学をする人たちが増えているのだと思います。
ワーホリ後にTOEICスコアが上がる人の傾向
今まで留学生たちを見てきて、ワーホリ後にTOEICスコアが上がる人の傾向は大きく2つに分かれてると思います。
- 文法・単語の勉強を継続した人
- もともとTOEIC700点以上ある人
この2つのパターンです。
文法・単語の勉強を継続した人
ワーホリ中に英語環境で生活していると、毎日英語でコミニケーションをとるためスピーキングとリスニングはぐんぐん伸びて行きます。
ただ文法や英単語については自分で勉強を継続していかないと伸びていきません。記事:【10の秘訣】ワーホリ中に貯金・稼ぐ方法(体験談あり)でも英語力について触れていますが、文法や単語の自学は必要です。
TOEICに出てくる頻出単語は普段の生活ではあまり出てこない単語でも、英語のブログ記事やニュース、ビジネスのドラマを見ていると出てくる単語も多いので、実感は少ないかもしれませんが、長い目で見ればあなたの英語力を伸ばしてくれます。
このような考えで文法や単語学習を継続すると人はやはりTOEICの試験でもいい結果を出しています。
勉強以外にも例えば、
- ニュースを英語で見る・読む
- 曖昧になったままの文法を勉強し直す
- 休みの日のNetflix
- 友達とのチャット
などなど生活の中に英語に触れる時間を取り入れることで語彙は増えていきます。
もともとTOEIC700点以上ある人
もうひとつのパターンはもともと英語の知識がある程度ある場合です。
ここまで点数がある人の場合は、1年のワーホリでリスニング・スピーキングにどんどん慣れて行くので点数アップが望めます。
やはり耳の慣れが大きいです。
また、英語の知識ももともとある、試験に慣れている部分も大きいです。
そのため、自分で試験対策をするTOEIC講座を受けるなどどちらの選択肢を選んでも、どっちの選択肢が自分に合っているか適切に判断できるため、さらに高得点になるケースがあります。
こういった人でワーホリに行く人は珍しいです。
(まとめ)ワーホリ後にTOEICで高得点取れるかはその人次第
まとめると、ワーホリ後にTOEICで高得点が取れるかどうかはその人次第です。
TOEICスコアが600点以下の人はそもそも英語力が低いので、もう一度初心に帰って英語学習をいちから取り組んで、ワーホリ中に補えない文法、語彙、英語の長文を学習していけばTOEICで高得点は狙えます。
また700点以上のスコアを持っている人であれば、スピーキング・リスニングになれることで英語力アップが目指せます。
もともと、TOEIC700点取れる人は他にも、テストに慣れている、勉強の仕方を知っているなど他のスキルも相まって適切な選択でTOEICスコアを伸ばす傾向にあります。
多くの人にとって、ワーホリが直接的にTOEICに活きるわけではないのでその点を理解してワーホリを楽しんでください。
ワーホリ前のTOEICスコアとワーホリ後のTOEICスコアはどれくらい伸びましたか?
ワーホリ後に200点、300点と大幅にTOEICスコアを伸ばした人もいれば、そうでない人もいるので参考にしたいです。