こんな疑問に答えます。
今回は、1番違いが目でわかりやすい単語に焦点を当ててアメリカ英語とイギリス英語の違いを見てきます。
英語学習者なら誰もが興味のある違いをgrammarcheckがわかり易いインフォグラフィックにして比較してくれました。
それでは63の違いを見てみましょう。「いや〜これオカシイんじゃない?」「アメリカでもこれは普通に使うよ!」そんなコメントで盛り上がれたら面白いですね。
多くの方が、実践で使わない意味のない「単語」や「英文」を覚えるのに人生の貴重な時間を費やしています。
効率よく最速に英語力を上げる方法は、ネイティブが実際に使う「単語」を覚える事が大事です。 実はアメリカには「1000単語を理解すれば英文の85%を理解できる」と言われているFry word list(フライリスト)があります。
その1000単語リストをプレゼントします。
目次
イギリス英語とアメリカ英語の驚きの違い『63選!』
フライドポテト
イギリス英語:Chips
アメリカ英語:Fries
イギリスの有名な料理Fish and Chips(フィッシュアンドチップス)のChips(チップス)はフライドポテトで、マクドナルドのフライドポテトよりも大ぶりなものを指します。
アメリカ英語でChips(チップス)は日本語でいうポテトチップスの意味です。
サッカー
イギリス英語:Football
アメリカ英語:Soccer
アメリカでFootballはラグビーを指します。
ズボン
イギリス英語:Trousers
アメリカ英語:Pants
アメリカ英語でPantsは下着になります。
蛇口
イギリス英語:Tap
アメリカ英語:Faucet
同じ蛇口でもイギリスとアメリカで違いますが、水道水はアメリカ、イギリス共にTap waterです。
クッキー
イギリス英語:Biscuit
アメリカ英語:Cookie
日本でいうクッキーです。
アメリカ人にBiscuitと言うとクッキーではなくスコーン類を想像させます。
ポテトチップス
イギリス英語:Crisps
アメリカ英語:Potato Chips
イギリス英語でポテトチップスはCrisps、フライドポテトがChipsです。
世界一ポテトチップスを食べる国はイギリスだそうです。
スニーカー
イギリス英語:Trainers
アメリカ英語:Sneakers
Trainersと言われると日本人はトレーナーを想像するのでややこしいですね。日本語のスニーカーはアメリカ英語のSneakersからきています。
オムツ
イギリス英語:Nappy
アメリカ英語:Diaper
日本語だとオムツ、現代のパパママの必需品です。
列
イギリス英語:Queue
アメリカ英語:Line
イギリス英語のqueueは「キュー」と発音します。
「列に並んでますか?」はAre you in the queue?です。
バー
イギリス英語:Pub
アメリカ英語:Bar
日本だと「バー」はよく使いますが「パブ」と聞くとフィリピンパブなどを想像するかもですね。
ゴミ箱
イギリス英語:Rubbish
アメリカ英語:Garbage
日本語でゴミです。
ゴミ箱はイギリス英語だとrubbish bin、アメリカ英語だとgarbage canやtrash canと言います。
ここから飛躍してイギリス英語のrubbishは「うそ」、「ありえない」という意味になり、オーストラリアでもよく耳にします。
トイレ
イギリス英語:Public Toilet
アメリカ英語:Rest room
トイレのことです。
フィリピン英語だとCRと言います。
エレベーター
イギリス英語:Lift
アメリカ英語:Elevator
日本語だとエレベーターなのでアメリカ英語から来てるみたいですね。
ガソリン
イギリス英語:Petrol
アメリカ英語:Gasoline
日本語の「ガソリン」はアメリカ英語のgasolineから来てるみたいです。
ちなみにガソリンスタンドはアメリカ英語だとgas station、イギリス英語だとpetrol station、filling stationと言います。
長期休暇
イギリス英語:Holiday
アメリカ英語:Vacation
日本語で学校や仕事の休日です。アメリカではHolidayとVacationを両方使いますが、使うニュアンスが変化します。
アメリカではVacationが学校や仕事の休み、holidayが祭日、祝日になります。
日本人がお正月休みをするように、ETHOS(エトス)のアメリカ人もクリスマスに長期休暇をとりますがそのときはChristmas holidayで、Christmas vacationとは言いません。
面白いですね。
飴(キャンディー)
イギリス英語:Sweets
アメリカ英語:Candy
時刻表
イギリス英語:Timetable
アメリカ英語:Schedule
日本語の時刻表です。電車の時刻表もイギリスでTimetable、アメリカではScheduleです。
日本でも水泳の試合ではタイムテーブルをみて自分の出場するレースの時間を把握します。
そう考えると日本にはイギリスから来たカタカナ英語とアメリカからきたカタカナ英語が混ざっているようです。
秋
イギリス英語:Autumn
アメリカ英語:Autumn, Fall
クローゼット
イギリス英語:Wardrobe
アメリカ英語:Closet
日本だとどちらも使う印象です。タワーマンションなど比較的家賃の高い家にはワードローブがついてますね。
懐中電灯
イギリス英語:Torch
アメリカ英語:Flashlight
日本語の懐中電灯です。アメリカでもTorchをトーチランプの意味で使います。
日本でもトーチと言われたらそっちを想像しますね。
時計回り
イギリス英語:Anti clockwise
アメリカ英語:Counter clockwise
イメージだと分かりにくいかもしれませんが反時計回りです。
おしゃぶり
イギリス英語:Dummy for baby
アメリカ英語:Pacifier
おしゃぶりです。イギリス英語は単にdummyだけでも通じます。
ゼリー
イギリス英語:Jelly
アメリカ英語:Jello
トランク
イギリス英語:Boot
アメリカ英語:Trunk
車のトランクの意味です。ということはアメリカ英語のTrunkから来てますね。
消しゴム
イギリス英語:Rubber
アメリカ英語:Eraser
地下鉄
イギリス英語:Tube
アメリカ英語:Subway
tubeは主にロンドンの地下鉄を指します。the underground(地下鉄)はイギリスどこでも通じる地下鉄の言い方です。
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弁護士
イギリス英語:Barrister
アメリカ英語:Attorney
日本語の弁護士です。
イギリスでは事務弁護士をSolicitor(ソリシター)、法廷弁護士をBarrister(バリスター)と呼びます。
アメリカでは区別なくAttorneyです。
トラック
イギリス英語:Lorry
アメリカ英語:Truck
日本語だとトラックですね。
タクシー
イギリス英語:Taxi
アメリカ英語:Cab
これは珍しく日本でもイギリス英語からきた「タクシー」を使ってますね。
駐車場
イギリス英語:Car park
アメリカ英語:Parking lot
オーストラリアもイギリス英語を使うので同じく駐車場をcar parkと言います。
つなぎ(オーバーオール)
イギリス英語:Dungarees
アメリカ英語:Overalls
日本語ではつなぎ、一般的にオーバーオールです。
イギリス英語は「ダンガリース」と発音します。
パジャマ(寝巻き)
イギリス英語:Pyjamas
アメリカ英語:Pajamas
日本語でもパジャマですね。スペルが若干異なります。
ベスト
イギリス英語:Waistcoat
アメリカ英語:Vest
スーツの下に着用するベストです。イギリス英語でVestはタンクトップの意味です。
アメリカ英語でタンクトップはTank topです。ややこしいですね。
立体交差
イギリス英語:Flyover
アメリカ英語:Overpass
日本語では陸橋、立体交差(道路)です。アメリカ、イギリスではどちらも主に高速道路の立体交差をさします。
フィリピンはアメリカ英語の影響を強く受けていえるのでoverpass、下に潜る立体交差だとunderpassを使います。
庭
イギリス英語:Garden
アメリカ英語:Yard
庭をアメリカではYard、イギリスではGardenです。
裏庭はBack yard、Back gardenと言います。
ポスト(郵便受け)
イギリス英語:Post
アメリカ英語:Mail
最近ではYouTube、twitterなどネットに「投稿する」でpostを使います。
缶
イギリス英語:Tin
アメリカ英語:Can
缶のことです。缶詰はTinned、Cannedなのでフルーツの缶詰はイギリス英語でtinned fruit、アメリカ英語でcanned fruitです。
タイヤ
イギリス英語:Tyre
アメリカ英語:Tire
タイヤです。
フロントガラス
イギリス英語:Windscreen
アメリカ英語:Windshield
日本語ではフロントガラスです。イギリス、アメリカどちらからも来ていない和製英語です。
ボンネット
イギリス英語:Bonnet
アメリカ英語:Hood
日本語だとボンネットですね。こちらはイギリス英語、ボンネットはアメリカ英語から来ているので日本語のカタカナ英語はイギリス、アメリカ両方ごちゃごちゃですね。
線路
イギリス英語:Railway
アメリカ英語:Railroad
日本語の鉄道、線路です。
駅はイギリスでrailway station、アメリカではTrain stationです。
駅のホームはイギリスではplatform、アメリカでtrackです。ハリーポッターの9と4分の3番線はPlatform nine and three quartersとイギリス英語ですね。
コンロ
イギリス英語:Cooker
アメリカ英語:Stove
日本語ではコンロのことをイギリスではCooker、アメリカでStoveと言います。
あれ?コンロって英語じゃないのと思って調べたら漢語の火炉(ころ)から来ているそうです。カタカナって海外から来たものなんでも適用するようです。
狂う
イギリス英語:Mad
アメリカ英語:Crazy, Insane
日本語の「狂った」です。イギリスではMadをこの意味で使いますが、アメリカではCrazy, Insaneです。
歩道(側道)
イギリス英語:Pavement
アメリカ英語:Sidewalk
イギリスのPavement、アメリカのSidewalkは日本語で歩道です。
清掃員
イギリス英語:Dustman
アメリカ英語:Garbage collector
ごみ収集する人をイギリスではDustman、アメリカではGarbage collectorです。
マンション
イギリス英語:Flat
アメリカ英語:Apartment, Flat
少しややこしいですが日本語だとマンションです。
チャック
イギリス英語:zip
アメリカ英語:zipper
日本語ではチャックです。チャックはどこから来たんでしょう?
ハンドバッグ
イギリス英語:Handbag
アメリカ英語:Purse, Pocketbook
女性もののハンドバッグです。イギリスでPurseは女性もののハンドバッグではなく女性用の財布です。
素晴らしい
イギリス英語:Marvellous
アメリカ英語:Marvelous
日本語で「素晴らしい」の意味です。
旅行
イギリス英語:Travelling
アメリカ英語:Traveling
スペルが若干違うだけでどちらも「旅行」の意味です。
バイク
イギリス英語:Motorbike
アメリカ英語:Motorcycle
日本語で「バイク」の意味です。
英語でbikeと言うと、自転車をさします。
高速道路
イギリス英語:Motorway
アメリカ英語:Highway
日本語の高速道路です。
アメリカではfreewayが日本語の高速道路にあたるので、Highwayは他の町や市につなぐ道をさします。(ほぼ高速ですね。)
ナンバープレート
イギリス英語:Number plate
アメリカ英語:License plate
日本語のナンバープレートです。
映画
イギリス英語:Film
アメリカ英語:Film, Movie
日本語の映画です。
映画館はイギリスではCinema、アメリカでmovie theaterと言います。
お店
イギリス英語:shop
アメリカ英語:shop, store
日本語ではコンビニなどの小売店のことです。
アメリカではものを売るだけのコンビニ、ドンキホーテなどをstoreと言い、花屋、靴屋、写真屋などお店で加工などを行うお店をshopと言います。
一方のイギリスではshopをコンビニなどの販売店、storeを保管場所とする考えがあるのでデパートなど品揃えが豊富なお店はstoreと言います。
カーテン
イギリス英語:Curtains
アメリカ英語:Drapes, Curtains
日本語のカーテンですね。
ウイスキー
イギリス英語:whisky
アメリカ英語:whisky/whiskey
日本語でもウイスキーです。アメリカとイギリスでスペルが若干違います。海外からも日本のウイスキーは人気ですね。
イギリス英語とアメリカ英語のスペル
🇬🇧our | 🇺🇸or |
colour | color |
favour | favor |
neighbour | neighbor |
🇬🇧tre | 🇺🇸ter |
litre | liter |
centre | center |
theatre | theater |
(まとめ)イギリス英語とアメリカ英語は違う
日本で習う小中高の英語はアメリカ英語がベースなので馴染みがあるのはアメリカ英語かもしれませんね。
でも漢字だとイギリスを英国、アメリカを米国と表記するのにEnglishを訳すると米語ではなく英語が使われます。
ちなみに米語はアメリカで話されてる英語の意味なので、僕ももう訳が分かりません。
とにかくこういった国ごとの単語の違いは面白いですね。
知りたい知りたい!