英語の発音で、日本人が苦労する代表格であるLとR。日本人には難しいですよね。これができるとグッと発音もよくなるだけでなくリスニングもよくなります。
あちこちで、そのトピックに対するブログや教材はあるでしょうが、こちらでもLとRを発音する前の音について取り上げます。すでに、LとRは大丈夫!という方は、しっかりマスターしているか確認してみましょう。
多くの方が、実践で使わない意味のない「単語」や「英文」を覚えるのに人生の貴重な時間を費やしています。
効率よく最速に英語力を上げる方法は、ネイティブが実際に使う「単語」を覚える事が大事です。 実はアメリカには「1000単語を理解すれば英文の85%を理解できる」と言われているFry word list(フライリスト)があります。
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目次
LとRの発音を聞き分けるには前触れ音を理解しよう
そうなんです。LとR2つの発音は似ているようで、かなり異なっているのでLまたはRの発音をする前にどっちが発音されるか分かる程です。
つまり聞き分けができます。
どういうことか、といいますとLとRを発音する前に口の形が全然違うように準備するので「前触れ音」を発するのです!!例えば、以下の2つの単語見てください。クリックすると発音を確認できます。
Brew [bru:] 醸造する
Blue [blu:] 青(参照:weblio)
発音的には、LとR以外は同じです。日本語で強いて書くなら両方とも「ブルー」ですが実はこの「ブ」の後で、「ル」に行くまでの部分で音が異なります。
これが、「前触れ音」でその音で実際LかRが発音される前にどっちが発音されるかがわかってしまいます。つまりLとRの発音の聞き分けができます。
言い方を変えれば、話すときにこの前触れ音ができていないということはLとRがまだ完成していないかも。
という訳でこの「前触れ音」とやらをチェックしてみましょう。
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LとRの発音に聞き分けには「前触れ音」
ご存知の方も多いかも知れませんがLの発音は、上の歯の後ろの辺りを舌で押し付けた後、それをリリースして「La、Li、Lu、Le、Lo」を発音します。舌の筋肉を使いますので、口に力が入ります。
一方、Rの発音は口の中をドームのような空洞をつくりイメージで舌はそのドームの奥の方に引き込み、どこも触らないで「Ra、Ri、Ru、Re、Ro」を発音します。口に空洞を作る為、広げるので、柔らか目で、力を抜く感じです。つまりLは力が入りRは力が抜けるイメージですので真逆な動きです。
Lを発音する前に必ず舌が上歯の後ろ辺りを強く押してる必要があります。Rは、発音する前に、舌がどこも触ってない状態で「う~」と言い始める必要があります。これらがそれぞれの、「前触れ音」になります。
Lの前触れ音をやってみる
Blueの場合[ブ]+[Lの前触れ音]+[ルー]です。この場合、「ブ」の後、舌が上歯の後ろを押している間「lllll~」(る~)となります。
なので[ブる~]+[ルー]です。[ブる~]の部分では、舌は上歯の後ろ辺りを強く押したままで「る~」を発音し、「ルー」のところで舌をリリースして発音します。舌を付けたまま「る~」が言えればOKです。
Rの前触れ音をやってみる
Brewの場合[ブ]+[Rの前触れ音]+[Ruー]です。この場合、「ブ」の後、舌を口の奥に引き込み「ぅ~」、と言います。
なので[ブぅ~]+[Ruー]です。「ブ」と言ったらすぐに、口でドームを作り「ぅ~」と言ってください。その後「Ru-」という為には、あごが動くと思いますがそれで正しいです。
なぜなら自分で発音できる音は、相手が使っても聞き分けができるからです。
自分で発音ができるなら口の使い方をマスターしていますし、音の違いも認識しているので、相手の発音を理解できるのも当然ですね。
発音は難しいですが一度マスターすれば忘れません。
LとRの発音の聞き分けも日本人には難しいですが、ぜひ頑張ってください!
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(まとめ)LとRの発音を聞き分けよう
今回は、じっくり説明したので前触れ音にが、強調された発音となっていますが実際の会話では、さくっといってしまいます。
ただしこの前触れ音は、ほぼ確実に入ってきます。
なので、ここでこの工程をしっかりマスターしておけば非常に制度の高い、ネイティブに近いLとRの発音ができるようになる&聞き分けができると思うので是非挑戦してみてください。
発音の練習で素晴らしいことは、1度できるようになればその瞬間から、一生できるようになります。ちょっとお金をかけても発音をしっかり教えることができるところでしっかりレッスンを受けることがお勧めです。
リスニングも飛躍的に向上しますよ!