こんな疑問に答えます。
- セブ島移住の生活費(1ヶ月)
- 生活費以外にかかるその他の移住費用
この記事を書いている僕は、フィリピン・セブ島留学経験が2回あり、現在はフィリピンでホームステイ実績No.1の語学学校ETHOS(エトス)で5年働いています。
セブ島で5ヶ月、マニラで3ヶ月の一人暮らし経験があるので、セブ島に移住するのにかかる費用などは割と詳しく紹介できると思います。
こういった背景の僕が、セブ島移住について解説していきます。
フィリピンに語学学校が多すぎて何処の学校を選んだら良いか分からない…..。
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目次
セブ島移住したい人への基本情報
セブ島移住したい人の中には「憧れの南国で住んでみたい」という一種の憧れから、移住したいと考えている人もいるかもしれません。
セブ島の物価はまだ日本より安いです。でも、東南アジアのフィリピンだから全て安い!と思って移住すると案外そんな事がないので、しっかり内訳を確認しましょう。
セブ島で日本基準の生活をすると、日本で生活するより高くつきます。
次に、僕がセブ島で一軒家を借りた時の生活費と現地フィリピン水準の1ヶ月の生活費を紹介します。
セブ島移住:1ヶ月の生活費目安
下記は男一人暮らしの生活費/1ヶ月になります。節約するのに心がけていましたが、そこまで贅沢している訳でもあリません。仕事をして普通に暮らした金額がこれです。
ちなみに部屋の広さは5LDKです。笑
- 家賃:4.3万円(2万ペソ)
- 食費:3万円
- 水道代:800円
- 電気代:3000円
- 通信費:2800円
- 娯楽費:4万円
- その他:1.5万円
- 合計:134.600円
僕が住んでいたエリアはセブ島のマンバリン地区という住宅街でした。ITパークやアヤラモールなどの中心地から20分くらい離れているので、中心地より家賃が安い方です。
セブ島では、契約期間が最低1年の家が多いです。僕の場合3ヶ月から契約できる所を探していて、マンバリン地区ではここしかなくて、仕方なく大きな2階建ての一軒家を一人でかりていた感じです。
一階だけで十分だったので、ほぼ2階には上がりもしませんでした。その当時シェアできる人がいれば、家賃や光熱費などを折半できたので、誰か住みたい人いないかなーという所でした。
セブ島移住:生活費内役を深掘りして解説
当たり前ですが、家賃などは住む場所によって値段が変わってきます。上記で紹介した各項目を深掘りして解説していきます。
家賃について
正直、日本基準のクオリティーをセブ島で求めてしまうと高いので、セブ島の家賃は安いとは言えません。日本人がセブ島移住をするとなったら、まず考えなければいけないのは「安全面」です。安全面を考えると、セキュリティーがしっかりしているコンドミニアムに住むのが無難です。
コンドミニアムとは、日本で言う高級マンションです。
- スタジオタイプ=2.2万ペソ(約4.6万円)
- 2ベットルーム=3万ペソ(約8万円)
セブ島のコンドミニアムのメリットはプールとジム付きという所。値段と条件を見ると遥かに日本より良い暮らしができますが、物件によってはコンドミニアムの欠陥が多い所もありますので、かりる前にしっかりと設備を確認してください。
コンドミニアムは色々と条件があります。下記の通り。
- 家具付き
- エアコンのみ
- 家具なし
物件によって家具ありの所もあります。最初は難易度が低い「家具付き」物件を探すのが良いのではないでしょうか。
食費について
セブ島ではローカル食堂で食事をすれば一食200円程度でたべれます。ですので、友達と遊びに行く時の外食費(娯楽費)を除けば3万円もあれば十分に食事する事が可能です。
流石にずっと現地食を食べ続けるのは日本人にとって辛いです。そんな時は、日本食を食べに行ったり自炊しましょう。セブ島には様々なジャンルの日本料理屋がたくさんあります。また、家で自炊をする事によって手間はかかりますが、食費を抑える事も可能。
外食続きになると栄養も偏るので適度に自炊して体調にも気を遣ってください。
水道代について
フィリピンの水道代は格安です。
一番高くて800円で安い月は400円という時もありました。
フィリピンでは水道水が飲めないので、ウォーターサーバー用のミネラルウォーターを買っていました。自炊はせずに洗濯物もランドリーを使っていたので、水の使い道はシャワーと部屋の掃除をする時だけです。
セブ島だと、ランドリーで洗濯・乾燥・更にしっかりと畳んでくれて300円/1週間程度なので便利です。
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電気代について
フィリピンは電気代が高い事で有名です。僕が住んでいた家にはエアコンが無くて扇風機だけだったので、部屋の電気と扇風機、冷蔵庫、ウォーターサーバーにしか電気代はかからなかったと思います。それで3000円です。
1日中、エアコンを使ってるETHOS(エトス)のアメリカ人学長家では、電気代が6000円〜1万円かかるようです。
セブ島の乾季(12月〜5月)は特に暑くなるので、エアコンが無いと暑くて眠れないかもしれません。
電気代は高いですね。
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通信費について
通信費のプランによっても変わってきますが料金は2000円〜3000円です。通信会社に連絡をして工事スタッフが家まで来てWiFiを設置してくれます。工事スタッフが来る日程や時間は結構適当なので、約束の時間通りに来ない事がほとんどなので、気長に待ちましょう。
WiFi設置の工賃として約1000ペソ(2200円)かかります。契約期間は6ヶ月〜1年間になります。
フィリピンの通信速度は他国と比べると遅いので期待しないように。
娯楽費について
娯楽費は友達との外食費やお酒代、ビーチでの費用です。セブ島の娯楽費はかなり安いです。
外食に行っても1000円以内におさめる事も可能ですし、ビーチも安く行けます。セブ島移住のメリットの一つとして娯楽を低予算で楽しめる事。
1ヶ月の生活費全体を下げる為には、娯楽費を節約するかどうかで決まるでしょう。
その他について
その他の費用には交通費や電子書籍代金、ビザ延長費などが含まれます。
セブ島での主な交通手段はタクシーです。タクシーの初乗りは40ペソ(90円)でフィリピンのバス(ジプニー)だと8ペソ(16円)で乗る事が出来ます。交通費はかなり安いです。
でも、安全面を考えてタクシーを乗るようにしましょう。
その他にかかるセブ島移住費用
今まで紹介して来た費用は、一旦移住に成功してからの内役でした。その前に、セブ島への飛行機代だったり引っ越しする為の費用もかかります。それらの費用を解説します。
下記の通り。
- セブ島までの航空券代
- 敷金・礼金
- 家具代
- ビザ代金
一つずつ解説していきます。
その①:セブ島までの航空券代
日本からセブ島までの往復航空券の費用は直行便で4万円〜6万円になります。格安航空会社のLCCも発達しているので航空券の費用はかなり安く抑える事が出来ます。
夏休み(7月〜9月)と春休み(2月〜4月)、年末年始は繁忙期で航空券の値段が2倍以上になるので、繁忙期は外したチケットを購入するようにして、お得に南国のセブ島まで行きましょう。
日本からセブ島までは、4時間30分で着き、時差もマイナス1時間だけです。日本から近く、時差がほぼ無いのは移住するのにも嬉しい限りですね。
航空券は日本語で簡単に取れるエアトリがおすすめです。
格安航空券エアトリ (※航空券の後払いサービスもあります)
その②:敷金・礼金
フィリピンで部屋を借りる時には「デポジット」費用が家賃×2〜3必要になります。この値段はオーナー次第。例えば、家賃が5万円の場合でデポジットが×3必要だったら、入居する時に15万円支払う必要があります。
デポジットは契約終了時に部屋の設備が壊れていなかったりすれば、戻って来るお金です。でも、1年契約の家を3ヶ月で退去した場合などにデポジットは戻ってきません。
逆を言えば、デポジットさえ払えば途中で家を解約しても良いという事になります。
デポジットを支払った時には必ず領収書をもらいましょう。デポジットを払った事を証明できるものが無いと、退去時にデポジットが戻ってこない可能性もありえます。僕の場合、スーパーのチラシの切れ端が領収書になりました(笑)最後までそれを持っていたので、デポジットは戻ってきましたが、大切なのでしっかり保管してくださいね。
その③:家具代
家具無し物件を選んだ場合、自分で家具を一式揃えなければいけません。
必要最低限の家具は下記の通り。(大体の予算感も記載しています)
- ベット=5000ペソ
- 冷蔵庫=20000ペソ
- エアコン=15000ペソ
- 扇風機=2000ペソ
- 机・椅子=5000ペソ
- ホットシャワー=7000ペソ
- 合計=13万円
料理をしたい場合、フライパンやガスの購入も必要になってきます。家具購入の余裕を持った予算なら20万円くらいでしょう。
上記の料金は家具のクオリティーは低めです。やっぱり最初は家具付き物件を選んだ方が良いかなと思います。
その④:ビザ代金
セブ島移住後にどのような仕事をするかによって取得するビザは変わってきます。ノマドワーカーのようにパソコン一台で仕事が出来る場合、観光ビザの申請だけで大丈夫です。
日本人の場合、30日間は無料でビザがおりるので、セブ島到着日から30日以内に現地のイミグレーションに行き、観光ビザ申請をしましょう。観光ビザは1ヶ月の延長で約1万円になります。
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セブ島にある企業で働く場合は、日系、外資系関係無く就労ビザの取得が必須です。会社側がビザ代金や取得は代行してくれると思いますが参考までにビザの種類と料金を紹介します。
- 外国人雇用許可証(AEP)=約1.9万円
- 就労ビザ=約1.2万円
就労系のビザ費用の他に観光ビザ申請費用もかかってくるので注意してください。セブ島にある会社で務める場合、ビザ代金を負担してくれたら嬉しいですよね。
セブ島移住の合計費用
- 航空券=5万円
- デポジット=12万円(家賃4万円のデポジット3ヶ月分の場合)
- 家具=13万円(家具付き物件なら0円)
毎月の生活費は15万円あれば生活できます。僕はこれ以上生活の質を下げて生活するのは正直辛いのでできないと思います。
セブ島移住する場合、海外転出届を忘れずに
海外転出届けを出すことで、住民税・健康保険・年金支払いの義務がなくなります。
住民税は年収300万円でも、年に16万円支払う義務が海外にいてもあります。なので海外移住するなら上記の料金は無駄な支払いになるので、お金を節約する為にも海外転出届けを忘れずに出すようにしてください。
詳しくは下記「関連記事」で解説しています。
セブ島移住:セブ島で家を探す方法
下記の通りです。
- 自分で探す
- 日系エージェントにお願いする
- 現地の不動産を使う
こちらも一つずつ解説していきます。
※動画で更に詳しく家探しの方法を解説しています。
その①:自力で探す
僕はこの方法でした。え?と思うかもしれませんが、フィリピンでは一般的な方法でおすすめです。
セブ島の街を歩いていると「For rent」と張り紙が貼ってあるアパートや一軒家があります。張り紙にはオーナーの電話番号が書いてあるので電話をかけて交渉します。その後日程を決めて内見させてもらったり、家賃やデポジット料金を決めます。内見をして家賃交渉した事がありますが、外国人だと足元見られて、家賃を高くされてる感はありました。
昔外国人に貸していた物件だと「韓国人はダメだけど日本人ならいいよ」って言われた事もあります。セブ島だと韓国人の評価が悪く、日本人の評価は高いと思います。フィリピン人のリップサービスではなくて事実です。
コンドミニアムの場合、レセプションに「空いている部屋は無いか?」聞いてください。もし空いていたらオーナーと連絡をとってくれて内見→値段交渉という流れになります。
「For rent」の張り紙が無いか、一度散歩がてらセブ島の街を歩いて見るのも方法です。
その②:日系エージェントにお願いする
日系エージェントを使うデメリットとして高いです。
でも、日系なので何かあった時に安心ですし、外国人に紹介できるような良い物件をたくさん確保しているでしょう。家探しにお金をかけても良いという方は日系エージェントを使うのはおすすめです。
お金に余裕が無い人は高いのでおすすめ出来ません。
その③:現地の不動産を使う
現地の不動産を使う手もありますが、問い合わせから英語が必須になるので、ある程度英語が出来ないと難易度高めです。
下記にフィリピンの不動産会社のホームページを紹介するので気になる方はチェックしてください。
- Property24
- Locanto
セブ島で家を借りる際の注意点
結構住んでみなければ分からない事がたくさんあるな〜と思います。僕の場合、セブ島で住んだ家では、毎日ゴキブリが発生したり、家の前に現地の子供達が溜まってうるさかったりと色々ありました。
後は、自分の前に住んでる人が電気代や通信費を滞納しており、僕が住んでいた時に数ヶ月分の請求書が来た事がありました。勿論、払いませんでしたが、日本ではありえない事が結構起きるので、覚悟しておくように!
移住の下見はしましょう。
セブ島移住に憧れて、とりあえず来ちゃいました!って方も中にはいるでしょう。その勢いは素晴らしいですが、想像以上にセブ島移住は困難な事があるのが事実です。
まずは、
- セブ島に長めに滞在してみる
- 語学学校に1ヶ月くらい通ってみる
といったように、下見をしてからにしましょう。語学学校は現地の下見も出来て情報収集も学校で出来るので個人的におすすめです。
下見の時は、日本人が経営しているゲストハウスに宿泊すれば滞在費を安く抑えられ、情報収集も可能です。
セブ島移住が気になり出したら「まずは下見」でお願いします。
移住の下見の時のときは、エアビーがおすすめ
セブで下見をするときは、エアビーがおすすめです。
エアビーは、コンドミニアムやアパートを借りる事ができるので、ローカルの生活を体験する事が出来ます。
憧れの海外移住ですが、一般過程に済むと更に良いところや欠点がリアルに見つかるのでオススメです。
エアビーの使い方や実際に借りた物件については、【体験レポ】マニラでAirbnb(エアビー)を借りた一連の流れをご覧ください。
今回は以上です。
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ビザや仕事の問題など気になります。